2025年10月08日(水)

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[周南公立大]アイスホッケー部が初の大会出場へ 県内ジュニアで活躍の3人入学で実現

  • 笑顔で張り切る選手たち

 周南公立大学に今年5月、アイスホッケー部が誕生した。下松市のくだまつ健康パークのアイススケート場で活動するジュニアチーム、山口ライジング出身者が今春、3人になった機会に経験のない学生4人を勧誘。11月14日から16日まで広島市で開かれる日本学生氷上競技選手権大会アイスホッケー競技の中四国地区の予選に初出場できることになり、選手たちは練習に励んでいる。

 山口ライジングは就学前の子どもたちから高校生が所属。その後、競技を続ける場合は大学や一般のチームに入る。今回、経済学部4年の渡辺圭翔さん(22)、経営経済学部2年の貞本偲歩さん(20)に加え、圭翔さんの弟の渡邊脩司さん(19)が入学し、子どものころからの経験者3人がそろった。

 アイスホッケーはゴールキーパー1人とプレーヤー5人で戦うが、3人がそろったことでチームができるのではと同級生に声をかけ、いずれも経済経営学部1年の4人が入部して活動がスタートした。女子も2人が入部し、他大学と合同で女子チームを結成することも可能になった。

 中四国予選には9チームが出場。上位2チームが全国大会に出場できる。くだまつ健康パークのスケート場のオープンは11月。このため、周南市中須の中須中の体育館に県アイスホッケー連盟などが開設した人工アイススケート場「中須アイスホッケースキルアップ施設」や、山口大学のアイスホッケー部と一緒に福岡県飯塚市にある年間を通して利用できるアイススケート場で週に2回ていどの練習を重ねてきた。

 主将でもある渡邊圭翔さんは「大学で最初で最後の大会。結果より満足できるプレーがしたい。卒業後も県内に残って外部コーチをして部員を応援したい」と意欲をみせている。

 2年の貞本さんはこれまでもジュニアや、一般のチームで試合に出たことがあるが、学生チームとしての出場に「めっちゃ楽しみ」と話し、人数が少なく、経験の浅い選手もいるため「どの選手をどう使うのか、どうやったら勝てるのか考えています」と笑顔を見せている。

アイスホッケー部男子部員(敬称略・カッコ内は出身校)
GK 渡邊脩司 1年 情報科学部(下松高)
DF 渡邊圭翔 4年 経済学部(徳山高)
DF 貞本偲歩 2年 経営経済学部(宇部商高)
FW 網永 廉 1年 経営経済学部(下松高)
FW 杉山泰陽 1年 経営経済学部(下松高)
FW 井上 蓮 1年 経営経済学部(宇部商高)
FW 濱田祐良 1年 経済経営学部(下松高)

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