2026年04月16日(木)

コラム「一言進言」

憲法は憲法!

~焦り過ぎか安保法制?~

「矛盾」という言葉の意味は、ここで説明しなくてもほとんどの人が知っている。しかし、矛盾だらけの世の中は収まりそうにない。慣れた。国民等しく慣れた。少々のことでは驚かないし、怒らなくなった。日刊新周南の連載「猫の目」でも触れていたが、与党推薦の憲法学者ですら憲法違反と言っている安保法制案がまかり通る。そうでない学者もいると抗弁するが、国の根幹にかかわる法律が、多くの学者が憲法違反と言っているのに、無理やり成立させられようとしている。学者が政治をするわけではないが、自衛隊員が亡くなって裁判になって、違憲の判決が出たらどうするのだろうか。

国政選挙の一票の格差では、すでに多くの違憲判決が出ているが、一向に改める作業が進まない。憲法は、どんな法律、条例より上位にあるとは学校で教えられたはずだが、守る気持ちはないらしい。憲法を守る気がない人が法律を作ってはいけまい。安倍総理などの主張もわかるが、あくまでも我が国は立憲国家だ。国民の多くから賛同を得るためにも、まずは憲法改正をなし得て法律化すれば良いことだ。国民のためになることなら、国民も賛成するはずだ。

最近の安倍総理は何だか焦っている。齢も若いし、まだ先が長い人生だ。もう少し多くの国民から賛同が得られるよう、国民運動的なものを起こしながら、憲法改正を企てればよい。我が国が他国の軍隊を手助けするべきだとの主張は、他国からは当たり前だが、憲法は許していない。憲法は憲法なのだ。理不尽と感じる結果であろうが「法は法だ」と納得せざるを得ないことは多々ある。遵法主義が最後に世の中を平穏にする最後のとりでなのだ。

法律を守らない人が政治をすると、独裁政治や弾圧政治に陥る。自分が正しいと思っていることがすべて正しいとは限らない。やはり法にのっとって判断することが最も大切なのだ。沖縄県石垣島の道路は直線で、全くと言っていいほど車が通らない。それでも制限時速四十キロに決められている。道を横断するかもしれないカメや、ほかの生き物を守るためだそうだ。これが法律だ。憲法はもっと厳しい。

(中島 

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