2026年04月30日(木)

コラム「一言進言」

今年もありがとうございました

〜地域を元気にする新聞づくりに挑む!〜

「日刊新周南は片寄っている」ネットでの書き込みが何度かあった。徳山大学公立化に対する我が社のスタンスに対するものだった。反対署名をしていた人たちには腹立ちがあったのだろう。今年の周南3市の話題は、コロナ以外では徳山大学公立化が一番目立った。その他はイベントもなく、静かな1年だった。

コロナでは時短要請で、夜の街は真っ暗で、戦争時代をほうふつさせる光景が広がり、多くの飲食店の声を紙面に取り上げ、何とかならないかと訴えた。ようやく県も動き、支援金が支払われた。夏までは多くの飲食店が参加するデリバリー事業も展開した。地域の元気度を示す飲食店を応援しようと、ずいぶん紙面も割いた。

光市では光丘高校が光高と統合するなど、若者の減少に歯止めがきかない現象はより深刻になってきた。その中で6年前から陰ながら働きかけていた徳山大学が大きな変革に取り組み始め、いよいよ公立化が決まった。地域の若者が、地域の大学に進学、地域の経済を支える人材として活躍するルートが出来つつある。

来年からは、3市のリーダー格の周南市が中心に、周南地域にどう若者を定住させ、どう若者が帰りたい地域にするか、大胆な発想で取り組んでもらいたいものだ。地域振興部などが全国一律な定住策ではない、思い切った施策を考え出していけるか、藤井律子市長のリーダーシップを期待し、注視していきたい。

それにしても今年は、多くの読者、スポンサーに支えられた1年だった。全国の地方紙が廃刊に追い込こまれる中、何とか発刊を続けてこれたのは、みなさんのおかげだと深く感謝している。地域を元気にするため、さらに精進して、さらに謙虚に新聞づくりに励もうと、心に誓った年の瀬だ。

(中島 

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