2022年01月24日(月)

コラム「一言進言」

初夢を見た!

〜コンベンションホール付きのシティーホテル進出〜

初夢を見た。周南市役所本庁舎前の駐車場に待望のシティーホテル型のホテルが建った。もちろんコンベンションホール付きだ。連日大型バスが止まり、県単位、中国地区単位のさまざまな集いが開かれている。市内の飲食店もかつての賑わいを取り戻している。もちろん新幹線の乗降客も増え、地域の特産品の売り上げも伸びてきた。

旧徳山商高の跡地に小ホールができた。1万5千人の市民が署名して切望していたホールだ。駐車場もたっぷりで、各種団体の発表会や、一人芝居などの公演も盛んになった。特に若者たちが気軽に利用できるとあって、女の子のグループも、男の子のグループも生き生きと活動をしている。

光市の初夢も見た。光丘高の跡地にIT系の企業誘致が決まった。海にも近く環境の良さを売り込んで成功した。高速の通信設備も光市が提供し、多くの若者が移住してきた。周南地区の工業高校にも情報処理系の学科も出来て、地元の企業の構造改革も進んでいる。

ある知人から6年前の「一言進言」を送ってきた。グラマシーが廃業した時に書いたものだ。思い出したが、当時京都のリーガロイヤルホテルまで出向き、ホテルのコンサルタントに話を聞いた。周南市に来てもらいリサーチもしてもらった。シティーホテルの進出は無理だが、市が建物を提供する形なら望みはあるとのことだった。場所は市庁舎前の駐車場辺りまでだとも言われた。提言したがどこも動くことはなかった。

百貨店がなくなり、コンベンションホールが市中から姿を消し、旧徳山市の中心市街地は衰退の一途をたどった。徳山駅ビルは図書館になったが人の流れは部分的にしか変わらなかった。そんな中、駅前再開発が始まったが、成功の確率はまだ見えてこない。

一方で徳山動物園のリニューアルは進んでいる。総額70億円もの大きな投資だが、地域への経済効果は未知数で、周辺への波及効果はほとんど見えない。光市も周南市も将来に向かっての投資が何なのか見えない。見えないことばかりで、市民は欲求不満を増幅させている。最近では唯一、徳山大学の公立化が明るい未来を感じさせている。

夢が見える地域にするのが行政の一番の役目だ。来年こそはもっと違う初夢を見たいものだ。

(中島 

LINEで送る
一覧に戻る