コラム・エッセイ
年頭雑感
新しい出会いに向けて-この町・あの人・この話- 浅海道子新年の正月も早、月半ば。まずは、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお付き合いお願いします。
間延びしたタイミングでの新年のあいさつは月曜日掲載の宿命で、第1週は大抵新年の特別版組紙面となるから掲載はお休み。そして第2月曜日は大抵成人の日だから休刊日となり、結局月曜日組の新年あいさつは第3週が通例となる次第。
そんな今年のお正月、昨年末に向かってなぜか全国で新型コロナ感染症が一気に終息の気配を見せ、さあ今度こそ安心して楽しめる正月を迎えられると期待したのも束の間、デルタ株から変身を重ねオミクロン株となったコロナウィルスが話題に上り始め、国内侵入防止の水際作戦強化策が講じられたものの予想通りの感染爆発状況となり、とうとう山口県も蔓(まん)延防止等重点措置対象となった。
いくら水際対策強化に尽くしても1日に100万件を超す新規感染者が発生している国から治外法権的地位協定とやらで、ウィルス保有者がノーチェックでやって来られる体制だから、防ぎようがない。この稿が掲載される頃には状況は一層深刻になっていることは想像に難くない。
そんな残念な状況の中での新年となったが、新年といえば年頭に当たって先ず思うことは一年の計。
個人としては来し方を振り返り我が言動の至らざるを反省し、身を正し心を新たにして、新しい年の行動計画を立てることになるのだが、同時に自分の生きている社会がどのように変化しているのかを立ち止まって眺め、その変化がどのように流れているのか、どのように流れるべきか、そのためにどうするべきかを、この社会全体との関わりの中で考える時でもあると思う。
今、社会の動きに関して私が一番関心を持っていることはやはり長年携わっている若者支援活動に伴って触れる機会の多い、社会とのつながりに不安を感じる若者の心情とその不安を生じさせる原因についてで、それは一つ一つをたどって行けば教育― 学校での教育に限らず、家庭、地域、職場その他様々な組織体での教育行為 ―の問題に行き着くと思う。
そんなことを考えているところに面白い、が、とんでもない資料を目にした。SNSで拡散されていたもののようなので、既に目にされた方もおられるだろうが、黙って見過ごせない気持ちがするので、改めて内容を紹介しながら思いを述べたいと思う。
国の教育に責任を持つ立場にあるであろう人達が、本当にこんなことを議論しているのかと信じられないほどだが、今回の紙面は尽きたので、内容と思いは次回にご紹介としたい。
(カナダ友好協会代表)
