コラム・エッセイ
9 世界的な注目が山口市に
九内庸志のENJOY SHUNAN LIFE前回のこのコーナーでは、私が久々に海外に行ってみて感じたことを書きました。コロナ禍の前とあとでは色々なことが変わってきていると思います。日本の国際的な位置が下がっているのではないかと心配になったところです。
先般、アメリカのニューヨークタイムズ誌が選ぶ「2024年に行くべき52か所」で山口市がなんと第3位になりました。北アメリカ、パリに次いでの世界3位です。山口県民として、また日本人としてうれしいです。これを機に外国人観光客も多く訪れるでしょうし、国内での注目度も上がり、日本各地からも多くの人が訪れるでしょう。前回上位だった岩手県盛岡市にはそれまでの8倍の観光客が訪れたそうです。そうなると、改めて周南地域にも目を向けて欲しいですし、こちらにも観光に来て欲しいですね。
山口市の観光スポットって何でしょうか?瑠璃光寺五重塔、雪舟庭、湯田温泉などありますが、もしかしたら多くの外国人の受け入れには慣れてないのではないでしょうか?萩や長門には外国人観光客も多く訪れます。外国から日本に来る観光客は文化レベルも一定の水準以上でお金も持っていると思います。オール山口で歓迎し、県内あちこちを見てもらう策を取るべきではないでしょうか?
県東部で考えると錦帯橋、獺祭は国際的知名度が高く、岩国方面に行ってみようと思う人も多くいるでしょう。そのついでに周南地区に寄ってもらいたいですよね。では、何を見に来てもらうのか?周南市には工場夜景、徳山動物園、大津島、下松市には笠戸島、日立の鉄道車両工場、光市には穏やかな瀬戸内海(夏は海水浴場)などなど。それぞれ単独ではなく、周南連合、いや、山口県連合で下関のふぐから瓦そばから岩国山賊まで県内の美味しいものを食べてもらい観光してもらうパックツアーを企画したらいいと思います。
外国からの流入経路はいろいろあるでしょうが、宇部、岩国空港の増便、国際線チャーター便、また本当にお金持ちでゆっくり観光するのは豪華クルーズ船で来る人たちでしょうから、そういう旅程のプランをパック化するのはどうでしょう?
いずれにしても山口県民にとって山口県の魅力を発信できるいい機会を得たわけですから、官民一体となってアイデアを出し合い、地域活性化に繋げられるといいですね。
2月の終わりのとある日、私は業務の都合で沖縄に行く機会を頂いていました。当初その予定が決まった時には考えてなかったことですが、しばらくたち、いろいろな計画を詰めていくうちにある人から「その日ってキャンプやってるんじゃない!?」と言うお言葉が…。
すぐに調べると、そうです、確かに2月始めからのプロ野球のキャンプ期間中に間違いはありませんでした。しかし、私が応援する阪神タイガースのキャンプ地は宜野座村です。沖縄の地理関係から言うとずいぶん北の方です。当然那覇空港を経由して沖縄に行くわけですが、空港は沖縄の南の方、業務の目的地はさらに南の糸満市、これはよっぽど計画的に行動しないと宜野座村へは簡単に行けない!と考え綿密な計画を立てたはず、でした。
さて、当日を迎えました。ホテルは那覇中心地よりはなるべく北の方に取り、那覇に着いたらまず北へ、レンタカーを利用して宜野座村のキャンプ地に行き、夕方までに糸満で用事を済ませ那覇市内のホテルに泊まる、これでよし!という計画です。
車を走らせ午後2時過ぎ宜野座村県営球場に到着!しかし、なんか寂しい…。駐車場もガラガラ、人もまばら。どうしたのかな??
すぐに事情がわかりました。2月27日、キャンプ最終日に間違いはなかったのですが、なんとその日は午前中でキャンプ打ち上げ終了となっていたのです。トラックが何台か入ってテントやのぼりを片付ける様子を見ながらガッカリ…。
一通りの施設は見ることが出来ました。きれいに整備された屋外球場、雨天でも練習できるドーム型練習場、屋根付きのピッチング練習場、など。今度行く機会があれば練習風景を間近で見よう、と言うことで楽しみは先送りにしておきます。
帰りは那覇空港から岩国空港への直行便で帰りました。沖縄県と山口県が直接行き来出来るってすごいと思います。岩国空港は駐車場無料です。それを考えると沖縄は身近なところです。
山口県と県外を結ぶ便は新幹線、岩国空港、宇部空港の航空路線などありますが、コロナ禍後各地への行き来の動きも活発になってきています。宇部空港からは韓国への定期便、不定期ながら台湾へのチャーター便も再開されたわけで、山口県民が外に出ることよりも、県外の人をいかに県内に呼び込むか、です。今こそ世界に紹介された話題の山口市にあやかって県外の人を呼び込めるか?考えていきたいものです。
株式会社クナイホールディングス 代表
