2026年05月31日(日)

コラム・エッセイ

No.937 『責任有る言葉と実行力!』

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 机の状差しに参議院選挙と衆議院選挙の投票所入場券を差しています。10月24日と31日の国政選挙を忘れないため、目につく所へと思い、今、参院補選に行って来ました。自民の北村経夫氏の優勢は揺るがないと思います。

 林芳正氏が参議院山口選挙区から衆議院へと鞍替えされるため山口県区の参議院を辞職されたので、北村経夫氏が比例区での参議院を辞職されて山口選挙区の参議院議員になるべく補欠選挙へ立候補されたのですが、比例区と選挙区の参議院議員、何がどう違うのか自分は知りませんが、参議院の中で何か違うのでしょうね!

 林芳正氏は総理大臣を目指すため、衆議院へ鞍替えするとか。是非その道を進んでいただきたいと思います。山口県から9人目の総理大臣が出るのを県民は大いに期待しています。

 林芳正氏は岸田派の重鎮の一人です。岸田首相は自民党内で保守本流を自任する宏池会を2012年から岸田派として率いています。宏池会は1957年に池田勇人氏によって創設された派閥です。日本の戦後復興を担った吉田茂元首相の流れをくんでいます。

 池田勇人氏は広島県人で総理大臣になられました。宏池会から出た総理大臣は池田勇人氏、大平正芳氏、鈴木善幸氏、宮沢喜一氏、岸田文雄氏で30年ぶり5人目の首相誕生となります。現在の自民党の派閥の麻生派、谷垣グループは宏池会から出て立ち上げた派閥です。今回の国政選挙での自民党の派閥問題は国民にとってまだ記憶に新しく、自民党に対して大なり小なり思いの1票となるかもしれませんね。

 大所帯の自民党ですから保守の中でも右寄り、左寄りの人もいて、考え方が同じ人の集まりで派閥を作っているとも言われますが、自分には権力、いや圧力集団のように見えるのですが。岸田内閣の人事が発表された時に岸田首相には申し訳ございませんが派閥人事だと直感された方が多かったと思います。

 今回の衆院選は無党派票をいかに集めるかも課題です。そのためには国民から人気のある人も入閣させるべきだったのかな!とも思いました。野党には枝野幸男氏、辻元清美氏、蓮舫氏など少々えげつなさを感じるものの雄弁な方がいらっしゃいます。しかし雄弁でも重箱の隅をつつくような論法には信頼感や安心感を感じないのは自分だけでしょうか。

 10月24日の日経新聞に「口ベタ首相退陣と日本のコミュ力」の題で菅前首相の写真が載っていました。確かに菅前首相は雄弁な方ではありません。しかし「携帯電話の値下げ」で若者にとって一番の必需品、携帯電話を安くしたのです。この値下げは若者にとって大きなプレゼントになったと思います。そして積極的なワクチン接種遂行がデルタ株を抑え、現在のコロナ減少へと導きました。

 無責任な雄弁より責任ある口ベタの方が自分は好きです。誠意と信頼を感じる言葉で!

(県磯釣連合会最高顧問)

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