2026年05月29日(金)

コラム・エッセイ

No.47 今年も、な・なんとかがんばります

美人薄命 走れ!おばさん 中村光子

 佐藤愛子(98)の最新の著書「戦いやまず日は暮れず」は、まだ読んではいないが、佐藤愛子ファンの私は、これまでの本を、おおかた読んでいる、といっても過言ではない。

 正義感?あふれる語り口、それも辛口だから、読者にはたまらない痛快さで、胸の溜飲はさがるし、気分は高揚する。

 1月も半ばすぎですが、遅ればせながら、新年、明けまして、おめでとうございます。

 「今年も、駄文ではあるが、書いてもよろしい」と言う、お許しが出た。臆面もなく、いえ、内心、ほっとしながら、これを書いているところだ。

 ところが、最近、悪友からクレームがついた…のである。

 「アナタ、美人薄命の本当の意味を知っているの。美人とは、ハタチ前後の若いひとのことを言うのよ。自分の立場をわきまえるべきよ、よく言うよ、立場も考えずにィ」

 「…」

 ご、ごもっともです。で、でも、小さな声で考えを言わせてもらうなら、私は98歳まで美しく生きることこそが“美人薄命”なのです。

 考えてもみて下さい。おぎゃあ、と生まれてから、自分の顔と付き合っているのです。たとえ、少し鼻が低かろうと、色が黒かろうと愛着と我慢を重ねて生きてゆかねばならないのです…ぞ。

 書いているうちに態度がデカくなってしまった。だが、自分らしく、清く正しく生きてゆくことこそが…美人ではないのでしょうか?

 新年、早々のごあいさつが、私の深い想いとはうらはらに、とんでもないものになってしまいました。

 コロナ禍は勢いを増し、オミクロンなる新型ウイルスの流行は、世界中を驚異の底に落としてしまった。

 オミクロンが流行する前は、島根・鳥取の両県は、感染者“0”であった。私は秘かに拍手を送っていたのに、オミクロンは、この2県をも見逃さず、しっかりと取り込んでしまった。他県の心配をしていたら、沖縄・広島こともあろうに、山口県まで巻き込んで“コロナまん延防止等重点措置”という、耳慣れない地域に指定された。周南市も感染者が出た。ひとごとではない昨今だ。

 不要不急の外出を控え、家の中を奇麗にかたづけよう、と自分に言いきかせるのだが、元来が不精者の私は、散らかった部屋を見まわすだけで、いっこうに実行出来ないでいる。

 こ、こんなグチっぽいことでの初稿だが、老骨にムチ打って、努力します。今年も、よろしくお願いします。

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