2026年05月01日(金)

コラム・エッセイ

伊藤博文と渋沢栄一

翠流

▼実業家、渋沢栄一(1840―1931)を主人公にしたNHK大河ドラマ「青天を衝け」が佳境に入り、渋沢の一橋家家臣としての活動が始まった。

▼これから徳川慶喜の将軍就任で幕臣となり、幕府使節随員となってヨーロッパへ渡り、帰国後は明治政府へ出仕するが、33歳で大蔵省を退官、実業家として大活躍し、民間外交などにも尽力する。これから長州出身の志士や政治家もたくさん登場しそうで、どう描かれるか、楽しみだ。

▼その中の1人に光市出身の初代内閣総理大臣、伊藤博文(1841―1909)がいる。2人は新政府でともに働いた時期もあり、若いころからの知り合いだったのだろう。瀧井一博さん著の「伊藤博文―知の政治家」(中公新書)によれば、第三次伊藤内閣の首相だった1898年、伊藤は政党の政友会の結成に向かい、経済界の重鎮だった渋沢に協力を依頼したという。

▼渋沢は2024年の新一万円札の肖像にも選ばれているが、伊藤は1足早く、千円札に使われたという共通点もある。伊藤は政治、渋沢は主に経済、社会と分野は違うが、近代日本を築き上げた人物であることは同じだ。

▼光市束荷の伊藤公記念公園に伊藤公資料館がある。先日、館内で上映している映像が新しくなったことで話題になった。映像は伊藤公の少年時代と明治の憲法制定に携わる姿がわかりやすく紹介されている。これからの季節、園内ではさまざまな草花が迎えてくれる。渋沢と伊藤の関わりもどこかに紹介していただければと思う。(延安)

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