コラム・エッセイ
歴史博士検定のススメ
翠流▼11回目となる周南市歴史博士検定が来年の2月16日に学び・交流プラザで開かれる。この検定が始まったころ、1年目は修士、2年目は博士に挑戦して80点とぎりぎりの点数で合格したことが思い出される。
▼周南地域でもシティプロモーションが盛んに言われている。外国人観光客を誘致するインバウンド活動も以前に比べると活発になっている。その基盤になるのは地域への誇りであり、誇りを支えるのは歴史や風土などに対する知識。この知識を得るための効果的な方法として歴史博士検定の受検を勧めたい。
▼昨年は明治維新150年、今年は周南市では徳山藩の万役山事件による改易からの再興300年だが、徳山藩の幕末や万役山事件について知っている市民は多くはない。
▼しかし、関心を持てば幕末、周南地域にも萩などに負けない、熱い志を持った人がいたことがわかってくるし、万役山事件からの再興がなぜ、赤穂の忠臣蔵以上の快挙と言われるかもわかってくる。そのきっかけになるのが周南市歴史博士検定だ。
▼強制するわけにはいかないが、歴史愛好家だけでなく、市の職員や、インバウンドや観光分野の仕事をしている人、まちづくり活動に携わる人もぜひ一度は受検してみてほしい。受検の受け付けは1月31日まで。受検料は千円。問い合わせ先は学び・交流プラザ内の実行委員会(0834-63-1188)。テキストは「周南市文化財マップ」。受検までたっぷりと楽しめるはずだ。(延安)
