コラム・エッセイ
手指消毒は15秒
翠流▼新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。県や各市の協力で感染の状況やワクチン接種数を連日掲載しているが、その記事をまとめているだけで憂うつになってくる。
▼では市民の立場で何ができるのか。マスク、外出自粛など3密回避、それに手指消毒がある。先日、高齢者などの入所施設向けの研修会を取材したが、ここでも手指消毒の大切さを説明していた。
▼アルコール消毒は15秒、しっかりと手全体を消毒することが必要という。スーパーへ行けば商品を手にとることもあるし、階段の手すり、エレベーターのスイッチ、トイレ内などに付着したウイルスにふれているかもしれない。手指消毒が形だけになりがちだったことを反省した。
▼感染力の強い変異型ウイルスのためか、緊急事態宣言が各地に出されているが全国的には拡大地域が広がっているようにさえ感じる。それでも、日本の感染者は22日現在で71万人余り。米国の3,308万人やインドの2,628万人、英国の447万人、イタリアの418万人、ドイツの364万人に比べると少ない。
▼治療にあたる医療従事者をはじめ、予防やワクチン接種を担当する市町村、国の職員に感謝するしかない。空前の事態に前例が役に立たない場面もあり、経済的に打撃を受けている人たちへの支援や、ワクチン認可、ワクチン接種の人材確保など既存のルール、システムの変更も必要になる。政治家が活躍する余地も多い。それぞれが「自分は何ができるか」を考えたい。(延安)
