コラム・エッセイ
西緑地のホームページ
翠流▼今年も周南緑地公園西緑地の菖蒲園を取材した。以前は池いっぱいに、優雅な名前のたくさんの品種のハナショウブがあり、名札も立てられていたが、いつか、それもなくなった。今年は株分けもあって鑑賞できる花はいつも以上に少なく、そのことを記事にした。
▼しかし、今も市のホームページの西緑地を紹介するページには「4つの菖蒲田に75種類、約2万株のハナショウブ」と記載されている。ホームページでは西緑地のハナショウブの開花状況も紹介しているが、日付は「令和2年6月16日更新」のまま。
▼西緑地公園は菖蒲園以外にも大賀ハスが咲き、大規模なツツジ園や万葉の森、茶室などがあり、徳山桜など貴重な植物も多い。しかも、周南団地の中にあり、身近な散策の場として親しまれている。先日、新施設に移転した遠石市民センターも愛称を万葉の森にちなんで「万葉プラザ」とした。
▼「シビックプライド」を醸成し、市民が誇りを持てるようにと、シティプロモーションを展開し、「日常をときほぐす観光」を掲げる周南市。西緑地を含めた周南緑地公園は大切な観光資源であり、交流人口を増やす“宝〟だ。
▼一方で、周南市となって市域も広がった。人々が何を「魅力」と感じるかも多様化している。デジタル化の時代。観光分野の新しいウェブサイトも近く登場するそうだが、まずは周南市全体の魅力を市役所全体で共有し、連携してしっかりと情報発信できる仕組みを構築できないものだろうか。(延安)
