コラム・エッセイ
にぎわいを商店街全体へ
翠流▼周南市の中心市街地は徳山駅前図書館などが入る賑わい交流施設も順調に利用者が増え、ウェブサイト“とくやまっぷ”の開設でインターネットなどによる情報発信も充実してきた。マルシェなどイベントも増えて、にぎわう日も多くなった。
▼その中で「惜しい」と感じるのが、そのにぎわいが街全体どころか、商店街にさえ広がっていないことだ。周南冬のツリーまつりの初日、主会場の御幸通、青空公園を結ぶ銀南街、銀座通は人通りが多かったが、みなみ銀座はいつもと同様だ。
▼逆に徳山駅周辺でイベントが開かれても、みなみ銀座はにぎわうが、銀座通はそれほどでもなく、中央街や銀南街はいつもと変わらない。銀南街でイベントが開かれた時も銀座やみなみ銀座の人通りが増えているように見えない。
▼中心市街地活性化計画の中では、歩道や銀座通を交通規制する案もあったが、芳しい効果が期待できないためか、聞かれなくなった。しかし、見ている限りでは、この車道が壁になっている。
▼全面的に歩行者天国にするか、一方通行にして片側だけでも交通規制をするとか、横断歩道で同時に青信号になるようにしてどこからでも渡れるようにするとか、横断歩道の幅を広げるなど、商店街の一体化へ、何か方法があるのではないか。
▼それをしたからといって、すぐににぎやかになるわけではないだろうが、訪れる人のため、より便利な街へ努力する姿は多くの人の共感を呼ぶ。街づくりへ、もうひと工夫を期待したい。
(延安)
