コラム・エッセイ
周南市の街路樹
翠流▼周南市の街路樹というと藩制時代から引き継がれてきた桜並木が知られているが、御幸通、岐山通のヒマラヤスギやイチョウ、クスノキも見事なもの。そのイチョウのギンナンが落ちる季節になり、先日は岐山通の第一生命の労働組合が歩道を清掃した。
▼このあとの大量の落ち葉も合わせ、近隣の住民には迷惑と思われる方もおられるかもしれないが、黄色い落ち葉のジュータンなどが周南の秋から冬にかけての風物詩であることは間違いない。
▼周南市は戦災復興の区画整理で幅の広い道路が整備され、街路樹もたくさん植えられた。桜だけでなく、ハナミズキの白い花などが市民の目を楽しませてくれている。
▼イベントの前後には市民団体や企業が歩道などを清掃したことが必ず話題になる。市民がこの街を大切に思っていることの現れの一つと言えそうだ。
▼清掃だけではない。先日から遠石の旧国道2号のヤシの木にテープが巻かれていたが、「伐採してしまうのか」と何人かの読者から聞かれた。このテープは伐採のためでなく、葉を切り落とすための目印。強風のたびに大きな葉が車道上に落ちることから、その対策もあって定期的にせん定しなければならない。これも街路樹が市民に親しまれている証左。
▼街路樹だけでなく、周南市は公園も多い。それぞれアジサイやツツジなど四季折々の花が目を楽しませてくれる。中心市街地の花の地図を誰か、作ってくれないものだろうか。
(延安)
