コラム・エッセイ
フードバンク
翠流▼家庭や食品関連企業、農家などから寄贈された食品を、必要とする施設や子ども食堂を運営する団体などに届けているNPOフードバンク山口(今村主税理事長)が、22日に周南市陸上競技場などで開かれた周南24時間リレーマラソンに合わせて中特グループが開いたエコフェスタに参加していた。この日だけで19家庭からそうめんや食用油、調味料など112品目が寄せられた。
▼最近では世界的なファッションメーカーがブランドを維持するために新品の衣料を大量に焼却したことが明るみに出て非難を浴びたが、食品は衣料品以上に、身近なところで売れなかったり、購入したものの、使い切れなくて処分してしまうことが多いのではなかろうか。
▼こういった“食品ロス”を減らし、食べ物を有効活動するフードバンクの活動。県内では5年ほど前から始まり、フードバンク山口は昨年、NPO法人化。県庁など山口市内と萩市の大型商業施設のアトラス萩を合わせて6カ所に食品を寄せてもらうフードポストを設置し、集まった食品は倉庫に保管、2カ月に1回、食品配付会を開いて届けている。
▼ポスト設置には週1、2回、ポストから食品を回収、チェック、記録して直接、必要な施設などに届けたりできるボランティアが必要だが、県内各地に広げたいという。
▼周南でも支援を受け入れたい施設や団体と、一方で「もったいない」と思いながらも処分している生産者や販売店、家庭があるはず。これから各地で始めてほしい活動だ。問い合わせは今村理事長(090-8600-0864)へ。
(延安)
