コラム・エッセイ
暮らしの提案
翠流▼駐車場があり、トイレと椅子があって、自由に手にとってみることができる本が並び、パソコンを打つスペースもある無休の場所。周南市の徳山駅前図書館ができて4カ月が過ぎた。2日に1回以上のペースで訪れている。
▼同館は2カ月に1回、情報紙「SHUNAN LIBRARY PRESS・SHU」を発行している。第2号に「徳山駅前図書館で、暮らすように過ごす。コンフォートな日」というコラムが掲載されていた。
▼休日の朝、午前8時のスターバックス、蔦屋書店の営業開始から夜まで、図書館だけでなく書店の本を読んだり、くつろぎながらアートに関する本を眺めたり、周辺の飲食店に出かけたりする1日が描かれている。
▼オープン当初のスターバックスの行列もなくなり、高校生、ビジネスパーソン、買い物客、本好きの市民、それぞれに楽しみ方を見つけ始めている。
▼市役所の新庁舎が完成し、旧近鉄松下百貨店跡の仮庁舎に入っている部署も7月7、8日と14〜16日に本庁に移る。本庁舎で働く職員にどうやって利用してもらうか、徳山商店街など周辺の商店、飲食店にとって新たな課題となりそうだ。
▼そのキーワードはSHU流にとらえるなら「暮らしの提案」。ニーズの掘り起こしだけでなく、創造し、情報を発信することだろうか。
(延安)
