コラム・エッセイ
ちょっとひと休み
翠流▼スーパーマーケットなどでイートインコーナーというのだろうか、買った弁当や飲み物がその場で食べられる場所に目が行くようになった。店によってはかなり前からあったように思うが、どこも必ず利用者がいて1人で、あるいは家族で総菜などを食べていたり、高校生が雑談に熱中している場合もあるが、買い物客がちょっとひと休みする場所になっている。
▼周南市の徳山駅前賑わい交流施設がにぎわっている。飲食物は施設内で購入したものだけで、スーパーのようにはいかず、かなり限られるし、規模も違うが、ここを“ちょっとひと休み”の場所にしている人も多いのではないだろうか。
▼徳山商店街にも空き店舗を使って同様のコーナーがあるが、内装を考えるなど憩いの場として積極的に整備すれば、これから夏に向けて、買い物客に喜ばれそうだ。
▼周南市では熱中症対策として毎年「涼みの駅」を設けている。こちらは薬局やガソリンスタンドで、体調不良などの時は相談できる人がいることは心強いが、用がない人には必要な時以外、利用しにくい面もある。
▼もう少し気軽に休憩できる場所があちこちにできれば、街に出てくる人も増える。そして商店街全体が買い物だけでなく、新たな情報や発想を得たり、気持ちを切り替えて元気になれるゾーンであってほしい。この5年間、中心市街地活性化基本計画で目指してきた“市民が憩い、交流するパークタウン〟。実現までもう一歩のように思える。 (延安)
