コラム・エッセイ
平昌、そして東京
翠流▼隣の国、韓国で開かれている平昌オリンピック。17日にはフィギュアスケート男子で羽生結弦選手が前回に続いて金メダル、初出場の宇野昌磨選手が銀メダル。この日のテレビではその演技が何度も放送され、翌日の新聞もトップニュースで報じた。
▼最初は北朝鮮の政治ショーが大きく報じられたが、今は選手たちの活躍が中心。欧米のテレビの放送時間に合わせたため、ジャンプの決勝が深夜になるなど無理な日程が批判されてはいるが、テレビなどを通じて世界中の何億人もの人が同時に感動を共有できる。あすの平和につながってほしい。
▼冬の競技とは縁が薄いと思われがちな山口県だが、県内にスキー場もあるし、下松市のくだまつ健康パークのアイススケート場ではアイスホッケー、フィギュアスケートの練習の場となり、試合も開かれている。冬季五輪を身近に感じている人も多いのではないだろうか。
▼2年後には東京を中心に夏季五輪がある。今回も厳冬の中での大会で自然との戦いになった競技もあったが、真夏の東京五輪も猛暑の影響が心配されている。しかしそれは予測可能な課題。知恵を出し合えばかなりの部分が解決可能と思いたい。
▼どの競技も次々に若手が力を伸ばしていて誰が東京五輪に出場するのかわからないが、おそらく山口県からも数人がその舞台に立つ。その開催は平和であることが前提。東京五輪までに北朝鮮、中近東などの問題が少しでも良い方向に向かい、世界中から選手、観客が訪れることを願いたい。
(延安)
