2026年08月20日(木)

コラム・エッセイ

新駅ビルの課題

翠流

▼周南市立徳山駅前図書館などの駅前賑わい交流施設が2月3日、ついにオープンする。郊外型の大型店が次々にできて商店街が衰退し始めてからおよそ20年。紆余(うよ)曲折の末、現在の図書館を核とする3階建ての施設となった。

▼今後はこの施設をどう生かすかが課題。まず年間120万人と想定している来館者を徳山商店街や中心市街地全域にどう回遊させるか。以前から何度も指摘されてきたことで、商店街ではこの数年、さまざまな動きがみられるが、これにとどまらず、例えば朝市を開くなど中山間地を含めた市全域の発信の場にもなってほしい。

▼もう一つは最近、よく言われる徳山駅とその周辺以外の整備。新南陽駅をはじめ、山陽本線や岩徳線の各駅のバリアフリー化などを進めて鉄道の利用者を増やすことや、徳山駅を中心に運行している路線バスを維持することは中心商店街のにぎわいづくりに不可欠だ。

▼賑わい交流施設のオープンは出発点。周南市域にとどまらず、県東部全域にその影響を広げ、また一時のイベント的なにぎわいに終わらせず、20年先までその効果が続くようにするため、行政と市民が一緒になっての大仕事が始まる。

▼ところで図書館、書店、カフェに比べ、同時に館内に開設される徳山駅前交番や市民活動支援センターについての情報提供の少なさが気になっている。にぎわいを広げ、継続するため、まずは同居する機関との連携強化から始めるべきではないか。 

(延安)

LINEで送る
一覧に戻る
今日の紙面
出光興産

出光興産徳山事業所は、エネルギーと素材の安定供給を通じて産業や暮らしを支えています。環境負荷低減や安全操業に取り組み、地域とともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。

ピアレックス

遺品整理でお困りではないですか?県内出張見積は無料!不動産売却や空き家じまい(解体)もお気軽にお問い合わせください。

スバル合同会計 周南事務所

相続時や建物の購入売却時の相続税・資産税のご相談。
大切に育てた事業の譲渡や事業の拡大にむけて、複数の専門業者との提携で、お客さまの求める結果を一緒に目指します。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!