コラム・エッセイ
新駅ビルの課題
翠流▼周南市立徳山駅前図書館などの駅前賑わい交流施設が2月3日、ついにオープンする。郊外型の大型店が次々にできて商店街が衰退し始めてからおよそ20年。紆余(うよ)曲折の末、現在の図書館を核とする3階建ての施設となった。
▼今後はこの施設をどう生かすかが課題。まず年間120万人と想定している来館者を徳山商店街や中心市街地全域にどう回遊させるか。以前から何度も指摘されてきたことで、商店街ではこの数年、さまざまな動きがみられるが、これにとどまらず、例えば朝市を開くなど中山間地を含めた市全域の発信の場にもなってほしい。
▼もう一つは最近、よく言われる徳山駅とその周辺以外の整備。新南陽駅をはじめ、山陽本線や岩徳線の各駅のバリアフリー化などを進めて鉄道の利用者を増やすことや、徳山駅を中心に運行している路線バスを維持することは中心商店街のにぎわいづくりに不可欠だ。
▼賑わい交流施設のオープンは出発点。周南市域にとどまらず、県東部全域にその影響を広げ、また一時のイベント的なにぎわいに終わらせず、20年先までその効果が続くようにするため、行政と市民が一緒になっての大仕事が始まる。
▼ところで図書館、書店、カフェに比べ、同時に館内に開設される徳山駅前交番や市民活動支援センターについての情報提供の少なさが気になっている。にぎわいを広げ、継続するため、まずは同居する機関との連携強化から始めるべきではないか。
(延安)
「安全で 安心して 長く勤められる会社」をスローガンに、東ソー株式会社等の化学製品を安全かつ確実にお届けしています。安全輸送の実績でゴールドGマーク認定を受け、従業員が安心して働ける環境と「15の福利厚生」で従業員の人生に寄り添っています。
東ソーが生み出す多種多様な製品は、社会インフラや耐久消費財など人々の生活に役立つさまざまな最終製品に使われています。総合化学メーカーだからこそできる、化学の革新を通して持続可能な社会に貢献していきます。
