コラム・エッセイ
ソレーネ周南
翠流▼周南市戸田の道の駅「ソレーネ周南」に四月から防長交通の路線バスの乗り入れが始まったが、その告知のポスターが話題になっている。
▼キリンや猿、ライオン、マレーグマなどが乗り、ゾウが運転するバスとその背後にソレーネ周南が描かれ、周囲には桜の花や虹も配している。作者はソレーネ周南で3年前のオープン時から働いている古殿碧さん(23)。YICキャリアデザイン専門学校デザイン科を出て就職、主にチラシやポスターのデザインを担当している。
▼3月25日のバス停設置記念式典に合わせて、シマヤと鹿野ファームの連携で生まれたソレーネ周南のオリジナル商品「周南物語肉みそ」の披露や、新規就農者へ市の認定証交付式などもあった。
▼昨年はソレーネ周南を運営する周南ツーリズム協議会の赤字問題があり、現在も駅長不在の状態だが、2016年度は黒字になりそうで、順調に正常化が進んでいる。
▼野菜など扱う商品の確保など課題もあるが、この日、市が認定した若手就農者は戸田地区で農業を始める人もいて、心強い存在。道の駅とも助け合いながら経営を軌道に乗せてほしい。
▼バス停に続いて、国土交通省からは今夏、高速道路から一時、退出して道の駅を休憩などに利用してもらう「賢い料金」も実施されることが報告された。国道2号沿いにあって周南市の西の玄関口である道の駅「ソレーネ周南」。利用者だけでなく、出荷者や古殿さんら従業員の夢の実現への貢献を期待したい。
(延安)
