2026年06月11日(木)

コラム・エッセイ

「大津島ポテトマラソンFINAL大会」

晩期高齢者のたわごと 中村光子(周南市有楽町)

 12月3日(日)大津島ポテトマラソンFINAL大会があった。実は、この大会は平成2年10月21日、大津島在住の坪井昭正氏と立ち上げた大会だ。その年に停年退職された坪井氏とない知恵を絞りあげて作ったと記憶する。40歳頃からちんたら走っていた。西や東と大会があれば参加しているうちに、自分達で大会が開けたらいいなあと思いはじめた。坪井氏に話したら「けが人が出たらどうするか」と言われ、主治医だった兼重順次先生に相談したら「行きましょう」と無償で来て下さった。残念ながら坪井氏も兼重先生も、あちらの世界へ旅立たれて久しい。

 34年間続いたこの大会が今年で終わる。私は招待、いや違った、お手伝いに勇んで行った。

 参加選手は、老若男女、幼児と家族が手をつないで走る(歩く?)競技から、20キロコースまで、男女別のコースが13種目もあり、出場者は7百人近かった。選手の応援や友人達、名物のいも汁(さつまいも)担当の島の婦人会、役員・若潮の会(島を出た移住者)などで、島が沈むのではないかと心配した。

 役立たずの私も、出場選手の確認や表彰状を手渡す役をさせて下さったりと、身に余る光栄に浴しました。

 そして、嬉しい驚きがあった事を書きたい。大津島には、島独自の「潮流」と言うコミュニティ新聞がある。それによると、大津島データ138世帯・人口189人・男79人・女110人・高齢化率79・8%(令和5年8月31日現在)。一面記事は、大津島地区敬老会の記事、二面から四面には日常生活の想いや活動が載っている。この号には、須金地区との交流会の話で、須金市民センターでのカラオケ大会や焼き餃子など、手造り料理で温かいおもてなしを受けた話などであった。そして、桜の季節には、大津島に来てもらい、同様のおもてなしをするつもりだ、と書いてあった。

 また、島のダイバー達は、海岸や海底の清掃をしているという話などなど、私はただ、感心するばかりであった。

 こんな記事もあった。周南市民なら、回天記念館に行く時は、馬島港までの乗船券を買うが、遠方からのお客さんは、大津島という港を探したり「ばしまの港までは何分ですが」と聞く人がいるようです、と言う話。私は思わず笑ってしまった。

 「ポテトマラソンFINAL」大会に参加することが出来、感謝の言葉のほかみつかりません。ありがとうこざいました。

絵・杉川茂

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