2026年10月09日(金)

コラム・エッセイ

第十手「アメリカの囲碁事情④」

「碁」for it 小野慎吾

 今回はGoogle社での囲碁についてご紹介致します。

 アメリカ滞在中、友人のクリスさんが勤める「Google」社でも囲碁対局を行いました。

 Googleは、インターネット関連のサービスと製品に特化した企業です。対局した場所は、ワシントン州カークランド市にある同オフィスでしました。「Google」社でも全米第3の規模を誇る雄大な敷地です。同社を見学した際に驚いたことが多数あります。

 まず、1つに同社内には多数のパソコンがありますが、キーボードの形がその人の指の形にあったように凹んでいました。これならパソコン仕事が捗ることは想像にたやすいものでした。

 2つ目に、社内に様々な休憩場所が設置されていることです。具体的には、簡易的な様々なビーンズ、野菜、飲み物、お菓子などが設置されていました。しかも全てが無料ということで社員にとっては良い気分転換になるようです。この休憩場所は社内各地にあり、私が見ただけでも5カ所以上ありました。

 また、仮眠室なども多くありました。休憩場所にはゲームセンターの様なのもあり、10台以上の最新ピンボール台が設置されていました。私も実際にプレイさせて頂き、20分以上しましたが大変楽しかったのを覚えています。このような遊び心が同社のクリエィティブな思想を生み出すのでしょう。

 3つめに、社内食堂の質の高さです。同社内に社内食堂は2カ所存在します。朝・昼・夜の3食を頂くことが可能で、同社内の食事は全て無料でした。メニューも複数あり、私も食べましたが大変美味しく感動しました。

 メニューの頼み方が大変可愛らしい方法でした。自分が欲しいメニューを紙に記載し、それを稼働式の風車に引っ掛け、カタカタと動き厨房に届きます。動きはそこまで早くなく、注文が届くまでに30秒以上かかる感じでした。しかし、見ているだけでワクワクする光景でした。

 写真を掲載したいところですが、同社内で写真を撮ったのは提出不可でしたため、残念ですが言葉だけで想像して頂ければ幸いです。

 社内での囲碁は、社員食堂で対局をしました。10時頃より囲碁対局を始めて、1日で5~6人の方と対局をしました。打っている最中に観戦者の方が来て「次は是非自分と打ちましょう」と言って頂き、これだけの人数と対局できたことは光栄以外にありません。気づいてみれば時間は20時頃で丸1日打っていました。

 どの方も真剣に打って頂き、時間を忘れるということは正にこの事だと感じました。勝てばうれしいし、負ければ悔しいという感情は万国共通です。

 一旦これでアメリカ囲碁旅行記は完結したいと思います。お付き合い頂き有り難うございます。

 どんな時でも笑顔で 「碁」 for it(頑張る)!

Google社の外観(カークランド市オフィス)

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