コラム・エッセイ
第十二手「周南での囲碁教室②」
「碁」for it 小野慎吾今回は「周南での碁会所の存在意義」についてご紹介します。現在、周南市では4か所の「碁会所」が存在します。この数を聞いて意外と多いと感じる読者もおられる事でしょう。ですが、碁会所でも大きな住み分けが出来ていると感じています。
まず一つに「ハードユーザー向けの碁会所」です。初段以上の実力を持たれている方が多くおられ、一日中囲碁を打って楽しむのがメインです。
二つ目に「女性・初心者向けの碁会所」です。この存在は大変重要です。囲碁を始めたばかりの方が「ハードーユーザー向けの碁会所」に行っても、あまり楽しめないという声を良く聞きます。理由は、周りの方が上級者ばかりでハンデを沢山貰っても囲碁というゲームとしてあまり成立しないため、結果として両者に取って楽しくない時間になる事が多いからです。
囲碁をする女性はまだ少なく、上記と同じ結果が多く見受けられます。そのため二つ目の存在も大変重要です。女性が多く集まる碁会所には女性の方が半数以上おられ、初心者の方も比率として高く、一つ目と雰囲気自体が違います。
三つ目に「子ども向けの碁会所」です。こちらは「ハードユーザー向けの碁会所」との共存は少し難しいです。子どもで上級者になるのは一握りしかおらず、子どもたちの遊びも多様化している昨今、子ども自体が一日中囲碁の練習をするということ自体が珍しいです。また、大人達は静かに真剣に囲碁を楽しみたい中、子どもたちは盤面だけに集中するのは難しいのが現状です。
筆者も昔を振り返ると、対局中によそ見をよくしていた覚えがあります。そのため、真剣に打ちたい大人と楽しみ重視の子どもに温度差がある現状です。
この三つの理由から、比較的珍しい「碁会所」が住み分けが出来ているため、碁を楽しむ方それぞれの「碁会所」に行くという形になっていると思います。その住み分けこそが「周南での碁会所の存在意義」の重要な意味を果たしていると考えます。
いいいいい教室は「子ども向けの碁会所」を中心に、初級者の方を多く取り込むことを意識しています。また、その中で9月1日「ハードユーザー向け・子ども向けの碁会所」を合併、栄町2丁目38、栄町ビルに移転オープンしました。いいいいい教室でその運営をしていきます。この場を借りて関係者の皆様には深く感謝を申し上げます。
次回は「子どもたちにとっての碁会所とは」についてご紹介します。
どんな時でも笑顔で「碁」for it(頑張る)!
女性と外国人の方との共存
