2026年07月08日(水)

コラム・エッセイ

第二十手「子供教室での出来事②」

「碁」for it 小野慎吾

 クリスマスが近づき、街中も少しずつクリスマス色が強くなっているのを感じます。

 「いいいいい教室」でもこじんまりではありますが、子ども達でクリスマス会を開催し、プレゼント交換会などを行う予定です。

 今年は子ども達にとって経験したことがないくらい人との出会いは少なかったのではないでしょうか。日常の出来事を日常的に行うという事の大切さが身にしみます。

 「徳山中央棋院」ではほぼ毎日同じ方々が10名近く来られて囲碁を楽しまれています。

 対戦相手としては、変わり映えはしませんが、肝心の対局内容については1局たりとも同じ内容になる事はありません。

 皆様にとって囲碁を打つという事は日常の出来事ですが、対局内容が千差万別であり、対局者自身も都度着手を変えるため何局打っても囲碁は飽きが来ません。

 人間にとって囲碁を極めるという事は一生涯かけても出来るものではありません。しかし、少しでも極みに近づきたいという思いは大人も子どもも同じものだと思います。

 「いいいいい教室」の前身は、私自身が運営していた個人の囲碁子供教室でした。自宅や近くの場所を借りて囲碁教室の運営をしていました。自宅教室の近くに田んぼがあり、囲碁の練習終了後、田んぼにオタマジャクシやタガメを見に行くことがありました。

 最近の子ども達は昆虫や動物を見る機会が昔より少ないように思います。昆虫を触れなかったり、気持ち悪がったりする子の方が多くいる印象です。

 昔の周南市では道路などにカブトムシなどがいた時もあったと記憶していますが、今ではそのような光景を見ることもありません。かくいう私も昔は昆虫とかを捕まえまくっていましたが、今では慣れてないせいか、捕まえることに抵抗があります。(笑)

 今ではありがたい事に子供教室には10名以上が通って下さるまで規模は大きくなりました。その分個人教室でしていたような一人一人に適切なアドバイスなどする事は少し難しくなりました。

 先生として当然ではありますが、人数が多くなっても一人一人大切にしたいという思いは変わりません。当教室の現在の運営は「子どもたちの自主性を促すことを一番の目的」としています。その中でささいな喧嘩などは多々ありますが、中立の立場で一人の人間として正しい道を歩んでもらうように指導するのが多くの「習い事」の意味だと捉えています。

 囲碁を教えている私自身も「教室」を毎日運営しながら、少しでも「教室」をいい意味で極めたいと思っております。

 本年に初めてコラムを書かせて頂き有難う御座います。来年もより良い文章内容になるよう精進致します。宜しくお願い申し上げます。

 次回は「中央棋院内での出来事①」をご紹介します。

 子供も大人も「碁」for it(頑張る)!

大会の様子

先生の携帯に入っていた生徒が撮った写真(笑)

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