2026年04月16日(木)

コラム・エッセイ

第七十四手 「2023年の囲碁県大会」

「碁」for it 小野慎吾

 今回は「2023年の囲碁県大会」をこの場を借りて告知をさせて頂きます。

 山口県の大会は3月から11月頃までに月1回は大きな大会があります。大会の流れは、まず周南・山口・宇部・下関の4会場で地区予選が開かれます。岩国予選については昨年惜しまれながらなくなりました。そのため周南が最東部の予選会場になります。

 各地区予選を勝ち抜いた14名とシード選手2名を合わせた16名で県大会を行い、優勝者を決めます。参加資格は囲碁が打てるのみで年齢制限もありません。下は小学生から上は90歳を超えるような方まで優勝の高みを目指し出場されています。

 早速、今月は「中国本因坊戦」が行われます。県大会優勝者は中国5県で戦う「中国本因坊挑戦者決定戦」に進みます。そこでの優勝者が、現「中国本因坊」に挑戦する事になります。3戦勝負を行い先に2回勝利した方が「中国本因坊」位を名乗ることが出来ます。今年で68回目を迎える長い歴史のある大会です。

 4月は「祐徳本因坊戦」です。県大会優勝者は6月に祐徳稲荷神社(佐賀県・鹿嶋市)で九州7県と沖縄県・山口県を足した9県で行われる大会に進みます。

 優勝者は「祐徳本因坊」位と様々な副賞、メディア掲載といった栄誉を受けることが出来ます。本年は小・中学生大会も同時並行で開かれ、県大会優勝者の各小学生・中学生1名が九州最強の座を争います。70年以上続く大会ですが、本年の「第70回祐徳本因坊戦」を持って中止となります。今まで大会を開催して下さりました主催者の方々等に厚くお礼申し上げます。

 5月は「朝日アマチュア名人戦」、6月は「アマチュア本因坊戦」、7月は「囲碁アマチュア竜星戦」の3つが開かれます。これらは通称アマ三大棋戦と呼ばれています。理由は上記3棋戦の県大会優勝者は東京・市ケ谷の日本棋院で行われる全国大会へ招待されます。各都道府県大会優勝者と招待選手を足した60名前後で本年の「日本一」を目指し争われます。筆者はこの三大棋戦が一番好きで、「日本一」を目指し日々研鑽しています。9月は「KRY杯囲碁名人戦」、10月は「山口新聞社杯」と山口県内のみで優勝者を争うローカル棋戦が開かれます。

 子どもたちの大会は先に4月で紹介した「祐徳本因坊戦 小・中学生大会」、6月に高校生を対象とした「高校選手権」、小・中学生を対象とした「少年少女県大会」、10月に小学生を対象とした「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」が開かれます。11月は女性のみが出場できる「女流アマ囲碁大会」があります。

 選手たちにとっては、3月から10月まで体力勝負です。最後には上記大会の全ての入賞者の得点化をして、山口県内での囲碁番付が発表されます。今年は誰が活躍したかが一目瞭然で、どの選手もその番付に載るためにモチベーションが上がります。大会に興味がある選手はまずはお近くの碁会所等で気軽に尋ねて頂ければ幸いです。

 日本一を目指し「碁」for it(頑張る)!

幼稚園児の練習風景(iPad)

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