2026年04月16日(木)

コラム・エッセイ

第九十三手 「2023年くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」

「碁」for it 小野慎吾

 くらしき吉備真備杯こども棋聖戦とは、中国から囲碁を持ち帰ったと伝えられる吉備真備ゆかりの地・岡山県倉敷市吉備町で開かれる小学生の全国大会です。都道府県予選を勝ち抜いた小学校低学年の部48名、高学年の部48名が倉敷市に集結し「こども棋聖」の称号をかけて、毎年熱戦が繰り広げられています。

 今年で同大会も13回目の開催です。10月29日に山口県予選が徳山中央棋院で開かれ、未就学児・小学生合わせて総勢13名の参加がありました。3年前まで本大会は優勝トロフィーがない大会でした。県下ナンバー1の小学生を決める大会でもあるため、3年前より協賛スポンサーを募り、優勝トロフィー等を用意しました。各種トロフィー・各種賞品を協賛頂いたのは「トヨタカローラ山口株式会社」です。昨年より、参加賞・各種賞品を協賛頂いたのは「ウベパレットサービス株式会社」です。両社にはこの場を借りてお礼申し上げます。

 ここからは、10月29日の大会の様子をご紹介します。まずは開会式の挨拶後に大会のルール説明をします。囲碁大会ならではのルールもあります。大会が長くならないように、県代表決定戦では時計を使います。各持ち時間30分で切れたら負け、打った手で時計を押す等の説明をしていた所、自身の生徒で幼稚園児のH君が「先生!はい!」と手を挙げたので「何か質問がある?」と聞いたところ、「先生!話が長い!!」と言われました。(笑)これには思わず、会場全体から笑いが起こり、大会前に緊張していた選手も和らいだ事でしょう。その後も何回か(?)「話が長い」のくだりがあり、場は和んだまま、試合開始時間を迎えます。対局自体は真剣勝負で、対局が終われば、普段相まみえない選手同士、交流をしていたのは良い光景です。

 全ての対局が終わり、優勝者から3位まで順位付けをし、表彰式に移ります。低学年の部、高学年の部共にトロフィーをもらうことができた選手は誇らしげで、その時間に立ち会えた事は役得だと感じています。ですが、課題はあります。特に低学年の部(1〜3年生)代表戦が1人しか参加者がいませんでした。囲碁はハンデ戦もあるため1〜3年生で囲碁を始めたばかりの選手はハンデ戦の部で出場します。来年以降、低学年の部代表戦に出る実力者が育つことを願うばかりです。

 大会の閉会式後は、この大会で定番となった「じゃんけん大会」が開かれます。じゃんけんで勝った子に賞品を渡して行きます。選手達にとってはこれが一番の楽しみの様で、一番の大声が出ます。(笑)何回かじゃんけんをして、なるべく多くの選手に賞品が渡るようにします。じゃんけん大会はこの大会だけですが、他の子ども大会でも「今日はじゃんけん大会ないの?」と聞かれることがあるほどの定着ぶりです。(笑)また来年、元気な選手達を迎えるのが今から楽しみです。

 子供大会存続に「碁」for it(頑張る)!

第13回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦・9路盤の部

LINEで送る
一覧に戻る
今日の紙面
山口コーウン株式会社

「安全で 安心して 長く勤められる会社」をスローガンに、東ソー株式会社等の化学製品を安全かつ確実にお届けしています。安全輸送の実績でゴールドGマーク認定を受け、従業員が安心して働ける環境と「15の福利厚生」で従業員の人生に寄り添っています。

西京銀行

【取扱期間 2026年4月1日~2026年9月30日まで】お預け金額10万円以上。手続き不要!さいきょう定期預金の金利で満期後自動継続。詳細は西京銀行までお気軽にお問い合わせください。

東ソー

東ソーが生み出す多種多様な製品は、社会インフラや耐久消費財など人々の生活に役立つさまざまな最終製品に使われています。総合化学メーカーだからこそできる、化学の革新を通して持続可能な社会に貢献していきます。

サマンサジャパン

来院者の方へもっと目配り、気配りをしたい。物品の補充や搬送に時間を取られる・・・
サマンサジャパンでは医療従事者の方がより医療に専念できるよう、コンシェルジュ、受付、看護助手、清掃、設備など様々な業務を行っています。