2026年04月16日(木)

コラム・エッセイ

第百九手「2024年・文部科学大臣杯少年少女囲碁山口県大会」

「碁」for it 小野慎吾

 6月23日に周南市の徳山中央棋院で「第45回文部科学大臣杯少年少女囲碁山口県大会」が開かれました。午前中は「段級位認定戦」が開かれ、未就学児から中学生の16人の選手が出場してくれました。午後からは東京の全国大会出場をかけた「代表選抜戦」があり、小学生の部3人、中学生の部4人の出場がありました。合計23人の参加はここ5年で一番多い出場数です。

 去年は「段級位認定戦」6人、「小学生の部・代表選抜戦」4人、「中学生の部・代表選抜戦」7人の合計17人でした。本年度は新しく囲碁を始めた選手が多く、逆に全国大会に出場できるような実力選手が減った印象です。まずは母体数が多くなったことが囲碁関係者としては大変うれしいです。

 大会参加者が多くなった要因は、県内各囲碁教室の頑張りがあると思います。周南市だけでも「棋心」、自身が運営している「周南ひなた囲碁教室」、「いいいいい教室」の3つがあります。山口市は「山口囲碁センター」、宇部市は「ジュニア囲碁クラブ」下関市は「天狗の社・囲碁教室」があります。

 県内だけでも大きい子ども教室は6教室あり、本年の最多出場数は各子ども囲碁教室の、囲碁普及が進んでいることを証明する結果になったと思います。逆にどこかの子ども囲碁教室に属している選手ばかりで、個人で囲碁をしている選手は皆無です。

 子ども達が囲碁大会に出場する際に難しい点は「段・級位の正当性」です。山口県内では一番下の級位はだいたい「25級」となっています。これはまだ選手一人では囲碁の試合を終わらせることが出来ず、審判による補助が必要な級です。20級くらいになってくると囲碁の試合を自身で終わらせることが出来るようになっており、審判の補助はほぼ必要がありません。本大会では未就学児で15級という申し込みがありました。筆者は長年子ども達の大会に携わっていますが、未就学児で15級の実力者は見たことがありません。

 そのため、級の確認を改めて促したところ25級で登録がありました。大会に出ていない場合、級の正当性が高くないことがたまにあります。今回のケースの場合、15級は完全に補助が必要ないまでの腕の選手ですが、実際修正した25級で大会中見守っていると、まだまだ補助がなければ最後まで試合をする事が出来ませんでした。それでも囲碁に挑戦してくれる姿は大変うれしい限りです。

 お隣の広島県の最低級は「35級」であり、山口県の25級と実力はほぼ同等です。地域によっても級はぶれるため、選手の皆さんには各種様々な大会に出場していただきたいと個人的には思っています。

 筆者の教室の生徒には広島県で開かれる子ども大会にも積極的に参加を促しています。その場合は、その県特有の級を鑑みながら参加申し込みをしています。今後、更に子ども達の囲碁普及が進む事を願うばかりです。

 囲碁普及に「碁」for it(頑張る)!

第45回少年少女囲碁山口県大会の様子

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