2026年04月16日(木)

コラム・エッセイ

第百十五手「囲碁大会の運営①」

「碁」for it 小野慎吾

 囲碁大会を開くには様々な事前準備が必要です。まずは何といっても大会を開く場所の確保です。大会の規模によりますが、アマチュア棋士ナンバー1を目指して争われる大会予選は15~20人の参加者、県大会は16人の参加者で山口県内は行われる事が多いです。

 子ども大会の場合も上記と同様ですが、ご両親が同行されるケースが多いため、単純に参加人数の倍の人が会場にいる事になります。全体で30人以上となると限られた会場になります。会場が見つかった後は囲碁をする碁盤、碁石等の各種備品の用意が必要です。

 想定参加人数を20人とした場合、碁盤は10面、碁石は黒白共に10組必要です。大会には対局時計も必要となります。囲碁はゲームの性質上、1試合が1時間から2時間かかります。対局を時間無制限とした場合、大会がいつ終わるかわかりません。そのため、対局時計を使い、持ち時間各45分で行う事で1対局は最大1時間30分になり大会進行がしやすくなります。対局時計は1対局に1個使用するため10個必要となります。

 幸いにも周南の場合は場所では「徳山中央棋院」という碁会所があり、碁盤・碁石・対局時計については同碁会所内に常備されています。会場だけが見つかった場合は、その会場に対して碁盤・碁石・対局時計を用意し、持ち込み方法も考えなければなりません。そういった意味で「徳山中央棋院」を借りられる状況は大会運営者として助かっています。

 下関地区の場合「下関囲碁会館」という碁会所がその役割を果たしていましたが、本年10月末を持って30余年の営業を終了するという連絡がありました。下関地区の大会運営者は大会会場の代替場所を探すのに苦労したと述べていましたが、何とか今後の会場は見つかった様です。

 徳山地区も他人事ではなく、会場がもし使用できなくなった場合を想定して備えをしておかなければなりません。念のため碁盤・碁石は購入して用意はしておりますが対局時計は高価で手が出ません…(1個が1万円以上します。)

 筆者が子どもの頃は大会に参加するだけで運営者が上記の様な苦労をされている事は考えた事がありませんでした。(笑)今は中年になり、選手としての側面、運営者としての側面で大会に関わっています。諸先輩方の苦労がわかり、今更ながら頭が下がる思いです。

 大会運営をしていて、大会参加者が楽しい大会であったという言葉を聞くと苦労も報われる思いです。特に子ども達が喜んでくれるのはうれしいです。これからも出来る限り、運営を頑張って行く所存です。本コラムを読んでくださっている囲碁愛好家はどうぞ囲碁大会に参加し楽しんでもらえたらと思います。

 今後の大会運営を「碁」for it(頑張る)!

兄弟同士で真剣勝負!(新生徒)

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