2026年05月01日(金)

コラム・エッセイ

第百三十三手 「第46回文部科学大臣杯少年少女囲碁山口県大会」

「碁」for it 小野慎吾

 「大学囲碁部との絆②」を紹介する予定でしたが、6月22日に表題の大会が開かれましたためHOTな話題の方を取り上げます。※大学囲碁部との絆②は改めて紹介します。

 6月22日に周南市の徳山中央棋院で「第46回文部科学大臣杯少年少女囲碁山口県大会」が開かれました。同大会は午前中に「段級位認定戦」、午後は「県代表決定戦」の2部制です。

 本大会の趣旨は日本の伝統文化である囲碁を通じて、子ども達の思考力、集中力を養うとともに、礼儀やマナーを育成し、地域文化の進行に寄与するのが目的です。

 段級位認定戦は未就学児から中学生まで、西は下関市から東は周防大島町まで26人の参加がありました。本大会の審判は筆者を含めて3人です。例年、大会内ではルール補助(禁じ手等)をするのが多いのですが、本年は禁じ手を指摘する場面が1回もなかった事に驚きました。選手内で囲碁のルールが精通しているという証でうれしくなりました。

 かつて同山口県大会は80人から100人の参加者を誇る大会でした。※約15年前以上。 

 それからはどんどんと減っていきコロナ過は10人を切る参加者になりました。ここ数年は増加傾向にあり、段級位認定戦・県代表決定戦を合わせた参加人数35人はコロナ禍前の参加人数を超えるものとなりました。県内の囲碁普及が少しずつ進んでいる証拠です。

 午後からの「県代表決定戦」は小学生の部5人と中学生の部4人の参加で争われました。※参加級の目安は4級以上。

 結果は小学生の部優勝は亀本航汰さん(大殿小学校6年生)、準優勝は森田悠斗さん(富田西小学校6年生)です。中学生の部優勝は藤井春貴さん(高千帆中学校1年生)、準優勝は藤井秀太さん(高千帆中学校3年生)です。中学生部優勝の藤井さんと準優勝の藤井さんは兄弟です。

 去年に引き続いて県代表を獲得した選手がいれば、去年は県代表だった選手が今年は敗退したなどのドラマがありました。小学生の部は群雄割拠の時代です。中学生の部は上記、藤井兄弟の実力が圧倒的です。小学生の部優勝・準優勝者、中学生の部優勝・準優勝者は7月29、30日に東京の日本棋院東京本院で開かれる全国大会に出場します。山口県代表選手の活躍を切に期待しています。

 本大会の様子は山口放送の夕方のニュース・さわやかモーニングで放映されました。後日、有難い事に筆者をテレビで見たという声をちらほら頂きました。メディアで放映される影響を改めて感じました。これからの山口県の子ども棋界は楽しみな事ばかりです。自身も引き続き大会の運営・サポートをしっかり果たして行きたいと思います。

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少年少女囲碁山口県大会(トロフィー)

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