2026年10月15日(木)

コラム・エッセイ

第百六十四手「2026サンレー杯北九州囲碁祭り団体戦」

「碁」for it 小野慎吾

 9月27日に北九州市小倉のAIMビルで「2026サンレー杯北九州囲碁祭り団体戦」が開かれました。本大会は1年に1回、1チーム5人で争われる団体戦です。東は東京から南は熊本まで全体で46チーム(合計230人)が参加されました。筆者は自身が運営する「周南ひなた囲碁教室」の小学生から中学生までの生徒で5人のチームをまず作りました。自身も参加したかったですが、筆者を含めて残り4人を再度集めるのは大変だと感じていました。

 様々な知り合いの方に声を掛けて何とかもう1チーム組むことが出来ました。当初は引率で大会に行くつもりだったのでうれしい誤算です。本大会に参加するのは約3年ぶりです。大会事務局の武久さんとお話する機会があり、250人近くが入れる会場を予約するのが大変だと言っておられました。そのため、本大会は6月から10月の間で会場手配が出来た日を大会日とされている様です。毎年同じ月の同じ曜日にすれば参加しやすくはありますが、運営されている方々の事情が一番大切です。本年はたまたま山口県内での囲碁大会がなく出場できる日程でした。

 本大会は全国有数のとても大きな囲碁団体戦です。囲碁大会としては珍しく、大会パンフレットも作成されています。大会のメインスポンサーは「株式会社サンレー」です。パンフレット内には15社の企業が掲載されており、本大会がいかにスポンサー獲得に尽力されているかがわかりました。

 本大会は毎回、囲碁のプロ棋士をゲストとして呼んでいます。今回は武宮陽光・六段(日本棋院・前理事長)と木谷好美・三段でした。プロ棋士も団体戦のメンバーとして出場するのが本大会の特徴です。今まで5回以上出場していますが、プロ棋士と対局できたのは1回のみです。

 今回は日頃の行い?が良かったせいか2局目で武宮陽光プロと対局する機会に恵まれました。対局前に武宮プロが「これは大変な相手だ」と呟いてくれたのが光栄な事です。対局は意外にも筆者が健闘をして武宮プロが最後、持ち時間40分が切れて筆者の勝利でした。※時間切れ時点では筆者が運良く僅かに形勢が良かった様です。武宮プロが局後、対局内容の検討に長く時間を割いて下さったのが筆者にとって何より幸せな時間でした。この場を借りて有難う御座います。

 強い人に勝つのが筆者の囲碁の原動力で、偶然でも勝利したのは大変自信になりました。肝心の大会結果は筆者チーム、生徒チーム共に2勝2敗で上位入賞は叶いませんでした。本大会の最終目標は優勝です。それまでは出来る限り毎年出場を続けるつもりです。出場が出来る事が囲碁普及、繁栄につながっていると感じられます。

 最後に大会出場者全員でラーメンを食べに行きました。生徒達も食べるのを楽しみにしていた様で、良い囲碁の思い出の日になりました。また、来年このような素晴らしい大会に生徒達と出場するのが今から楽しみです。

 生徒達と一緒に出場するために「碁」for it(頑張る)!

2026サンレー杯北九州囲碁祭り団体戦

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