コラム・エッセイ
コロナ憎し
周南漫歩◎新型コロナウイルスの感染症問題が及ばない業界はないのではないか。先日もある業種の経営者に窮状を聞こうとうかがうと「今は最悪の状態。取材なんてとてもとても…」と遠慮する。
◎「いやいや、苦悩される今の状況を世に訴えましょうよ。みんな一緒ですよ。世の中を動かしましょう。その力を貸して下さい」と迫ると「そんな元気もないんよ」という。
◎ここまで元気をそぐ新型コロナウイルスとは、本当に憎むべき疫病だ。しかも姿も形も現わさないし、素手でやっつけるわけにもいかない。戦争なら相手国に休戦の交渉もできるが、それもできない。しかも人間の健康や生命を平気で奪う。
◎今でしかできない取材をしたい。先述の経営者は「コロナが落ち着いて、業績が回復したら、その時はいつでも取材に応じるよ。今の苦労もちゃんと話すから」と約束してくれた。それを一日も早く果たしてもらえる日が来ることを願うばかりだ。(山上)
