コラム・エッセイ
【光】泉屋さん、安らかに
周南漫歩◎訃報には「え?あの人が?」と驚くことが多い。元光市議会副議長で保護司でもあった泉屋孝さんの死去の知らせも同様だった。
◎泉屋さんは新日鉄光製鉄所に勤めながら労働組合運動に取り組み、市議に推されて連続6期務めたり、光ユネスコ協会会長、周防中保護区保護司会長など市民に身近なさまざまな団体で活躍した。
◎保護司の功績で2012年春の叙勲で旭日双光章を受章した際「罪を犯した少年が更生して仕事と家庭を持って暮らしている姿を見るのが一番うれしい」と目を細めていたのが忘れられない。
◎光ユネスコ協会の活動でも「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」というユネスコ憲章の前文を口ぐせのように話して世界平和の実現に心を燃やしていた。
◎そんな泉屋さんも病魔には勝てなかったのか。2月15日の末岡泰義前市長の叙勲祝賀会には元気に出席していたが、多少やせているように見えた。あの時、もっともっとお話すればよかった。
◎泉屋さんが勤労者の幸せのために、触法者の更生に、世界平和に尽くした思いは地域で長く語り継がれるだろう。泉屋さん、どうか安らかに。
(山上)
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