コラム・エッセイ
席題「賀状」 石田好川選
下松多宝塔川柳会年賀状だんだん数が減ってくる 中村好徳
元の名に戻りあっけらかん賀状 神田すが代
達筆な毛筆賀状意味不明 及川雨読
近況は曖昧にしてつつがなし 栗田梧空
筆書きの孫の賀状は宝もの 兼森照男
印刷にひとこと手書きある賀状 有海静枝
漂泊の宿で賀状を書く日なり 栗田梧空
チューチューと挨拶してるねずみさん 鍵谷珠枝
有無言わず新しい年来る賀状 鍵谷珠枝
年一回挨拶交わす年賀状 及川雨読
もう歳と賀状を止めるメールにす 兼森照男
一年に一度の年賀安否知る 佃元気
高齢者賀状打切り増加中 佃元気
年賀状元気ですかで続く縁 松永よし子
下手な字の手書きの賀状の暖かさ 及川雨読
消しゴムと絵具で作る年賀状 佃元気
喪中増え年々賀状減ってゆく 赤尾ひなた
賀状来てまだ生きてると安心す 兼森照男
今年こそ会おうと毎年書く賀状 有海静枝
(秀)終活に賀状仕舞いを追加する 有海静枝
添え書きの気遣い嬉し年賀状 選 者
