コラム・エッセイ
3月作品(その四) 宿題「歌」 互選
下松多宝塔川柳会かあさんが鼻歌出ればきげん良し 赤尾ひなた
思いこめ届けと歌う詩の世界 神田鈴佳
恨み節歌わぬ夜は只の酒 栗田梧空
持ち歌を先に越されりゃもう無いよ 瀧川茶々
演歌には酒と女がよく似合う 末光康英
持ち歌は銀恋だけの絶滅種 栗田梧空
あいさつがいつも心の応援歌 中村好徳
悲しみは泣き歌唄いふっとばせ 佃元気
飽きないで楽しく歌う同じ歌 神田鈴佳
嗄れるほど背骨反らして応援歌 河村白水
君が代を歌うと背筋伸びてくる 末光康英
鼻歌が出てくる君と過す今 有海静枝
2歳児が木魚叩いて歌うたう 兼森照男
AIが惚れ直させたひばり節 神田すが代
課長の歌十八番は唄うなよ 兼森照男
我が子すら忘れた母とわらべうた 有海静枝
上機嫌風呂で一節歌手気分 松永よし子
シャンソンに束の間の恋若返り 河村紅衣
三線の調べ首里城への哀歌 神田すが代
キッチンから母の鼻唄味がある 鍵谷珠枝
デュエットで夫婦の仲が元通り 中村合氣童
ほほ撫でる風にハミングする散歩 鍵谷珠枝
飲みすぎてテレビの音が子守歌 中村好徳
