コラム・エッセイ
12月作品(その二) 宿題 「半額」 末光康英 選
下松多宝塔川柳会禿げた頭半額にして床屋さん 兼森照男
安物を半額にして客を呼ぶ 及川照嘉
半額に弱い私はバカをみる 神田鈴佳
半額で衝動買いしあとで泣く 中村好徳
リタイアの首半額でしか売れぬ 神田すが代
天引後あわれ年金半額に 石田好川
気が付けば半額ばかり身に付ける 赤尾ひなた
待っててね半額セールまで棚で 有海静枝
全店を半額にして店じまい 佃元気
半額と聞いた途端に欲が出る 中村好徳
あっ半額昨日正価で買ったのに 松永よし子
半額を食べて私も鮮度落ち 神田鈴佳
七十年で半値八掛民主主義 栗田梧空
半額のチラシで決めた夕餉膳 鍵谷珠枝
半額の響きがサイフ軽くする ″
半額へ気分よくして無駄を買う ″
半値でも四十男に買い手無し 栗田梧空
半額をさらに半値で売るサプリ 石田好川
半額と言うが原価の不透明 神田すが代
(秀)旬過ぎた選手半値に叩かれる ″
半額のような男ですみません 選 者
