コラム・エッセイ
8月作品(その二) 宿題 「跳ねる」 中村合気童選
下松多宝塔川柳会歳忘れ跳ねて翌日痛い腰 有海静枝
水溜り跳ねたつもりが三センチ 瀧川茶々
仏壇の写真返して合コンに 末光康英
後期でも少し跳ねたい時もある 石田好川
善人はふわりと跳ねて風に乗り ″
飛び跳ねてみたのはいいが足がつる 中村合気童
身の程を知らぬ若さが跳ねたがり 神田すが代
弾む気持ためらいがちに跳ねてみる 栗田梧空
いい知らせ電話の声が跳ねている 兼森照男
かば焼きのうなぎは跳ねて胃袋へ 鍵谷珠枝
気も顔も跳び跳ねている恋の古希 栗田梧空
跳ね飛ばす自然の力想定外 松永よし子
飛び跳ねる泡も一緒に一気飲み 石田好川
親の眼を盗んで跳ねる反抗期 神田すが代
思いとは違っていても跳ねてみる 神田鈴佳
水溜まり勢いつけて跳ねてみた 神谷千恵
結納の使者を迎えて鯛が跳ね 神田すが代
飛び跳ねる白球競う甲子園 兼森照男
跳ね上る気温うんざり熱中症 ″
(秀)達筆は跳ねが多くて読み取れぬ 及川照嘉
跳ねる汗熱中症に対抗す 選者
