コラム・エッセイ
6月作品(その二) 宿題「嘘」 栗田梧空選
下松多宝塔川柳会国政は嘘のつき方見本市 有海静枝
嘘つきと分っていても逆らえず 及川照嘉
条件が揃い過ぎてる嘘だろう 兼森照男
次々と嘘が出てくる二枚舌 鍵谷珠枝
嘘に嘘重ね合わせば嘘本当 及川照嘉
記憶力嘘を重ねて試される 松永よし子
見えすいた言葉の裏に覗く嘘 中村好徳
分別と言う嘘ばかりつく大人 有海静枝
釈明をこれも嘘かと鼻白む 松永よし子
嘘をつき丸く納まり感謝され 及川照嘉
嘘つかぬ瞳で胸を突いてくる 神田すが代
世渡りの上手い女の嘘まこと ″
好きでした嘘でも三日は嬉しいの 石田好川
嘘でもいいから本当のこと言って 末光康英
持って行く墓の中まであの嘘は 石田好川
円満に付き合うための嘘一つ 兼森照男
口紅と女の嘘はアクセサリー 末光康英
恋知り染めし嘘知り染めし蝶の羽化 有海静枝
眉上がりあなたの嘘がわかる時 佃元気
(秀)見え透いた嘘も涙も武器だから 神田すが代
破棄改ざん手法豊かな民主主義 選者
