コラム・エッセイ
1月作品(その一) 宿題「鳥」神田すが代選
下松多宝塔川柳会ゴミ襲うカラスと人間の知恵くらべ 照 男
ウィルスでアウシュビッツになる鶏舎 静 枝
家までは恐いものなし千鳥足 康 英
柿一つ取らずに残し鳥の餌 照 嘉
国境を自由に往き来渡り鳥 よし子
鳥インフル生きることさえ許されず 照 男
大鳥居見上げてみては口を開け 好 徳
縄張りを巡り争う鶴も又 よし子
オリーブの枝に祈りを鳩の群れ 珠 枝
酉年に拝んでみたい八咫烏 好 川
若冲の鶏の色香の吾に在り 梧 空
トランプの鶏冠気になる酉の年 静 枝
閑古鳥鳴いて猫までいなくなり 好 川
重宝にオームに仕込み言わせてる ひなた
鳥年の株の逃げ足気を付ける 正 義
インフルで無実の鳥も殺される 合気童
読めませんその場の空気しらけ鳥 元 気
軍鶏よりは木鶏ならむ去年今年 梧 空
鳥と鯉パンの欠片の奪い合い 茶 々
(秀)さんずいを付けて酉年飛ぶつもり 康 英
万象の鼓動うぐいす春を告げ 選 者
