コラム・エッセイ
1月作品(その三) 席題「新しい」末光 康英選
下松多宝塔川柳会新免の息子の側で足が痙り よし子
盤石の備え新品総入歯 すが代
リニューアルされて駅前活気づき ″
新しい茶飲み友達まだ傘寿 好 川
蔵元に湯気立ちだした新酒待つ ″
口だけはいつも新人医者通い 好 徳
新しい空気へ生きる深呼吸 珠 枝
鳴物入りで新人加入プロ野球 正 義
古女房新たに世話になる介護 静 枝
若者の新語聞いてもすぐ忘れ よし子
新兵器乗れないままに見てるだけ ひなた
新しいエンピツ削り川柳を 元 気
野暮な品目新しいと喜ばれ 好 徳
虫くいのフレッシュ野菜食べ元気 静 枝
いつまでも新人だけど齢重ね 好 徳
新年もちょっとお洒落に社交術 珠 枝
新しい風呂で利き酒猿も酔う 梧 空
ひさしぶり畳替えたが女房未だ 好 川
振り向くな可も不可もない新世界 梧 空
(秀)新年を食べてしゃべって家族の輪 珠 枝
新しいことならまかせお婆ちゃん 選 者
