コラム・エッセイ
4月作品(その二)席題「空気」有海静枝 選
下松多宝塔川柳会花便り楽しい空気ノックする 鍵谷珠枝
山頂へきれいな空気胸いっぱい 赤尾ひなた
頬撫でる空気冷たい春の風 神田鈴佳
爽やかな空気持ち込む入社式 神田すが代
窓全開嫌な空気を追い出す場 松永よし子
空気買う未来が来そう今感謝 瀧川茶々
女房の今日の空気は殺気立つ 末光康英
五十年空気になった老夫婦 松永よし子
なぜ平気煙草のにおい君となら 河村紅衣
突然の訃報静止した空気 神田すが代
おせっかいが澄んだ空気をまた乱す 神田すが代
会議室重い空気が右左 末光康英
無いようで微かに見えて空気読む 神田鈴佳
ちょっとだけ空気を読んで呆けたふり 栗田梧空
放言で席の空気が凍り付く 松永よし子
いい加減空気を読めと叱られる 河村紅衣
空気読め言ってるオマエ読めてない 栗田梧空
空気読め読めなくたっていいんだよ 末光康英
五感鈍く空気読めない終活期 佃元気
(秀)愛犬が空気をよんで部屋を出る 赤尾ひなた
発想力萎ます読み過ぎの空気 選者
