コラム・エッセイ
6月作品(その三) 席題「紫陽花」 瀧川茶々 選
下松多宝塔川柳会紫陽花に似て濃く変化する嫉妬 有海静枝
紫陽花の色を集めて詩を詠む 中村好徳
ピンクの花我が家へ来れば青になり 赤尾ひなた
紫陽花は家風によって色変わり 佃元気
土壌次第あじさいの色あなた色 有海静枝
自己主張うすく山路の小紫陽花 有海静枝
紫陽花が梅雨を手招きじっと待つ 中村好徳
七段花舞子すみだと紫陽花名 佃元気
デートの日紫陽花柄の着物着る 佃元気
変わり身の早さを花に咎められ 栗田梧空
紫陽花と恋の話をしてウフフ 神田すが代
紫陽花が雨で洗われ色を増し 鍵谷珠枝
紫陽花に例えられたら賞め言葉? 栗田梧空
梅雨空に紫陽花誇る狭い庭 松永よし子
紫陽花がまだかまだかと梅雨を待つ 松永よし子
紫陽花の葉陰に休む蝸牛(かたつむり) 末光康英
紫陽花の陰で恋するかたつむり 松永よし子
野心など無い紫陽花のマイペース 神田すが代
木立の元紫陽花の青雨に映え 神田鈴佳
(秀)変わり身は紫陽花のよう永田町 栗田梧空
恋すれば貴方好みに七変化 選者
