2025年11月09日(日)

コラム・エッセイ

謹賀新年 今年の夢は…

おじさんも頑張る!~山の話あれこれ~ 吉安輝修

 新年のご挨拶には少々遅くなりましたが皆様明けましておめでとうございます。旧年中は「おじさんも頑張る!」にお付き合いいただきありがとうございます。何とこの春で連載満10年を迎えます。奇跡のような出来事です。

 もちろん読んで下さる皆さまのクレーム数が少なかったことが一番でしょうが、新周南新聞社の寛大さがあってのことと感謝です。世のデジタル化と活字離れで地方紙の休廃刊が相次いでいるようです。台所事情はわかりませんが、ここ周南に根付く「日刊新周南」の貴重な紙面をお借りする者の一人として本紙の永続を願い、些少でも何かのお役に立ちたいと思ってはいるのですが…

 昨年もコロナで明けてコロナで暮れ、人の動き方も暮らし方も変化し定着してきたようです。世界中できな臭い出来事が続いていますが、それに乗じて軍拡の機運が高まりつつあり、長らく平和ボケしていた暮らしにも変化が起きはじめています。

 フクシマの教訓はどこに行ったのでしょうか?未だに後始末の方法さえ定まらぬというのにどさくさに紛れてエネルギー政策が転換されていく。温暖化が原因とされる“異常”気象が日常化して地球上のどこかで人間はじめ多くの生き物たちの暮らしの場が奪われ続け、他人事だと思っていた尋常でない降り方の大雨による被害も目の前で起こりはじめています。

 気候変動問題は人類みんなの宿題のはずですが「総論賛成各論反対」とでもいうのでしょうか、掛け声だけは勇ましく聞こえてきますが過去の生活に逆戻りするのだけは産官民とも勘弁してほしいのが本音でしょうかねえ。

 年寄りの仲間入りをしたからでしょうか、こんな世情の中でも元気??に新年を迎えられたことは本当におめでたくて幸せなことだとしみじみと思う自分に気づきました。

 この一年、平穏に暮らせますようにと祈るばかりです。

◇    ◇

 前置きが随分と長くなってしまった。新年を迎えるにあたり今年はどんな1年にしようかと夢を巡らすのが恒例だったが、すっかりと自称「農林業」が染みついて大それた一大プロジェクトなど思い至らなくなってしまった。というか、やり残しが山積しそれを片付けるのが精一杯というのが本音だ。世の心配も大事なことだが我が身の終活も待ったなしだ。今年は古い母屋の始末に取りかかろう。物置に押し込んである自分のお宝(ガラクタ)整理を女房がせかす。裏山の里山復活プロジェクトは外せない案件で春先に牛を迎える準備が待っている。

 車庫の屋根をDIYで延長しようと始めたが、寒いの何のと理由をつけて休止中だが再開しなければ。木材価格は低迷しているがこのまま山を捨てるのは惜しい。何とかしなければ。

 来月には地元消防団の放水訓練があり知らん顔はできない。梅雨までには不調の自主防災の錦川監視カメラを整備しておかなければ。秋の防災訓練の企画も動き出した。やっぱり今年もドタバタだ〜

今年も春先に牛を迎える準備が待っている

車庫の屋根延長の基礎工事DIYは中断したままだが再開しなければ

来月には地元消防団の訓練があり知らぬ顔は出来ない

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