コラム・エッセイ
「老々介護」
おじさんも頑張る!~山の話あれこれ~ 吉安輝修地球温暖化が叫ばれて久しいが、今は地球沸騰化がトレンドだ。9月も中旬となるが連日の猛暑、酷暑は一向に収まる気配がない。軒先にかけている寒暖計が36度を超えて指す日も多い。毎日の記録を取ってないが、この夏に目にした最高はたしか38度を超えていた。明け方の気温も27度以上を指す日も多く熱帯夜続きに体も悲鳴を上げる。
連日の熱中症警戒アラートでは「室内等のエアコン等による涼しい環境にて過ごす」と促すがそんなことができる身分でもなく、せめて陰を探してその下でとも思うがそう都合よくはいかない。
これではたまらないと数年前に大枚はたいて空調服を手に入れて多少は外仕事も快適?にはなった。確かに風が通るので汗を気化して体感温度が下がるのは間違いないが、所詮は外気そのままの熱風を取り入れているので炎天下では効果も限られる。それでも午前中は何とかなると日の出前には動き出して昼過ぎまでは動く。日が傾いて再び外に出て日没までゴソゴソする毎日だ。
その空調服のファンを駆動する充電式のバッテリーが先日突然ダメになった。いくらスイッチを押しても電源が入らない。何とかならないかと分解修理を試みるが、どこを探しても裏ブタを固定してあるネジが見当たらない。
こじて開けられないかとあれこれ試すがキズばかりついて外れない。このままでは明日に間に合わないと買った店に同じ規格のバッテリーを買いに行ったのだが、売り切れで入荷予定もはっきりしないという。他の規格のものならあるというが、それでは今あるファン等一式が無駄になる。ダメ元で修理は出来ないかと聞いてみると、保証期間もとうに過ぎているので修理代も安くないし時間もかかるので新品にしたほうがよいとのこと。
とうとう背に腹は代えられないと新しい空調服一式を購入することになった。地球沸騰化も元はと言えば大量生産、大量消費、大量廃棄を繰り返してきた我々人間に責任がある。
今この瞬間に形あるものをまた一つ廃棄してしまうことに少々複雑な思いもある。何とかして修理に挑戦して再活用を試みよう。ちょっとだけでも罪滅ぼしになるのかなあ…。
◇ ◇
話は前後してしまうが、この猛暑の中でもお盆はやって来る。8月10日から甥っ子家族が田舎体験をしたいとやって来た。続いて弟家族が墓参りに泊りがけで来た。ようやく帰ったところで娘家族が孫を連れて帰省し、川遊びだ花火だバーベキューだと大騒動して帰っていった。
やれやれと思う間もなく今度は息子家族が孫の誕生会をするという。世間一般で語られる通り、布団の準備から食事の世話まで猛暑の中を女房が先頭で動く。 その疲れが出たのか孫の風邪をもらって8月も末になって寝込んでしまった。亭主は作業中にぎっくり腰をやってしまい立つのも寝るのも激痛でとうとう起き上がることが出来ない。お互いが床に伏したまま最低限のことはする。これが「老々介護」の実態か…。
私たちは安全運転・安全作業を実施し、「吉本運輸株式会社に任せれば大丈夫!」と思われるような会社を目指します。従業員のスキル向上とアットホームな職場環境を重視し、長期にわたり活躍できる場を提供しています。
予約注文開始!!フォルクスワーゲンの新型モデル、ぞくぞく登場!
新型Golf(ゴルフ)、新型Golf GTI、新型Golf Variant(ヴァリアント)、新型Passat(パサート)、新型Tiguan(ティグアン)2024年秋から2025年にかけてデビュー!