2021年11月30日(火)

トップインタビュー

ドローン測量で信頼重ねる

奥西コンサルタント社長 奥西清益さん(42)

PROFILE

おくにし・きよみつ

1979年周南市生まれ。新南陽高、東和大学工学部土木工学科卒。市内の土地家屋調査士事務所を経て、奥西土地家屋調査士事務所入所。2004年に独立後、2011年に法人化して社長就任。7月から周南ライオンズクラブ会長を務める。

創業17年、法人化して10年を迎えましたね。
 これまで測量を柱に事業を営んできましたが、2年前に宅建業を始めたこともあり昨年2月に、従来の奥西測量コンサルタントから奥西コンサルタントに社名変更しました。同時に、拠点を福川から現在の今住町に移しました。
徳山中央病院新築工事での測量、県道光玖珂線工事の用地測量など多くの実績があります。
 請け負った仕事を一生懸命、丁寧にやってきました。口コミでお客様が広がり、おかげさまで営業にあまり時間を割くことなく、業務に打ち込めています。
ドローンを使った測量に力を入れておられますが、きっかけは何だったのですか。
 ゴルフ場に勤める知人から、グリーンの3次元データが欲しいと言われたことです。広大で起伏が多い場所のデータを取るにはドローンが最適だと思い、同時に測量での利用が頭に浮かびました。初期費用が大きいので、本体とソフトの導入には国のものづくり補助金を活用しました。2016年当時、ドローンを取り入れた測量は県内でも当社だけだったと思います。
ドローン測量のメリットは何でしょうか。
 ドローンの高度を上げることでより広範囲での測量が可能になります。当初は手動で操作してカメラ撮影していましたが、今は初めの位置設定だけ行って後は自動運転に任せるなど省力化できるのも大きいですね。測量が困難な場所、特に災害が起きて足を運べないような所で威力を発揮します。
2018年の西日本豪雨発生時には大きな被害があった広島県の呉市に向かわれています。
 現地に住む知人の依頼で、災害発生の翌日から被災個所の測量調査を実施しました。道路が1本しかなく、現地入りに8時間ほどかかったことを覚えています。週の半分は呉に通い、3カ月でようやくすべての測量を終えました。災害復旧の役に立てたこと、測量の実績を積ませてもらったことは、大きな自信につながりました。
不動産事業を始めたきっかけは何ですか。
 2004年の独立前に既に宅建の免許は取得していました。測量業務と併せて、今後はお客様に土地建物の総合的なサービスを提供することで、経営基盤の強化につなげられたらと思っています。
7月に周南ライオンズクラブの会長に就任されました。
 会員の方々をはじめ、様々な人との結びつきで助けられていると実感します。ある方から「明るい人の周りに人が集まる」とアドバイスをもらいました。「明るく楽しく」をモットーにこれからも働き続けられたらうれしいです。
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