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文化 : 下松市のニュース
市制施行80周年に 11月2日・下松市が記念式典 午後は盛大に「くだまつ総踊り」
文化下松市下松市の市制施行80周年式典が11月2日(土)午前10時からスターピアくだまつ大ホールで開かれ、市政功労の46人と11団体を表彰する。午後1時から同館前の下松タウンセンター中央広場で「くだまつ総踊り2019」を開き、市内外の16組の約190人のよさこい踊りや、15団体の約560人による総踊りの披露で下松市の“傘寿〟を祝う。
✿市制80周年式典
■市政功労者を表彰
下松市は第二次世界大戦が始まった2カ月後の1939年11月3日、当時の下松町と花岡村、久保村、末武南村が合併して誕生した。当時の人口は3万3122人、6870世帯だった。
すでに戦前から日立製作所や東洋鋼鈑、日本石油精製は下松市に進出しており、戦後はこうした主要企業の発展と共に市勢も伸長したが、市は76年に23億3千万円の赤字を出して財政再建団体に転落し、再建完了まで7年を要した。この経験はその後の財政健全化とそれを維持する教科書になった。
平成の大合併では周南3市2町の合併協議から離脱し、単独市政の道を選んだ。このため市制施行以来の年数がリセットされることなく続き、県内では下松市と同様に合併を拒んだ防府市や、隣の楠町を吸収合併した宇部市と並ぶ「長寿市」になっている。
現在では財政指標は県内13市の中で最も良好で、人口も県内19市町のうちで唯一、増え続けている。9月末には5万7314人なり、市制施行以来、最多の人口を記録した。
式典では国井市長が式辞を述べ、市政功労者を表彰する。アトラクションで市制80周年記念映画「くだまつの三姉妹」の上映や、市公式マスコットキャラクター「くだまる」をお披露目する。
問い合わせは市総務課(0833-45-1807)へ。
■創作仕舞やMIKKOライブ
くだまつ総踊りは市観光協会(弘中佑児会長)と実行委員会(弘中会長)の主催で18回目。毎年9月下旬に開いているが、今年は市制施行80周年式典に合わせてこの日にずらせた。
開幕は市謡曲連盟の創作仕舞「降松」の披露で、市吹奏楽団のファンファーレと降松星太鼓の演奏。
平田保育園の園児のダンスに続いて1時45分からよさこい▽4時から市民総踊り▽4時55分から“くだまつ観光大使〟のシンガーソングライター、MIKKOさんのハッピーライブで、5時15分の餅まきで終わる。
軽食や飲み物の模擬店は正午からイベント終了まで。会場前の市道は3時半から5時20分まで交通規制。
小雨時は規模を縮小し、荒天時中止。問い合わせは市産業観光課(0833-45-1841)▽当日は大会事務局(080-2906-6082)へ。市民総踊りとよさこいの出場団体は次の通り。(よさこいは周南3市関係のみ)
✿総踊り
[総踊り]
日立製作所笠戸事業所▽東洋鋼鈑下松事業所▽エネルギアグループ(中国電力下松発電所)▽山口銀行下松支店▽西京銀行下松支店・末武支店▽郷土おどり保存会▽市フォークダンス連合▽来巻神舞保存会▽市母子寡婦福祉連合会▽市連合婦人会▽市体育協会▽笠戸島連合チーム▽NPOくだまつ絆星スポーツクラブ▽徳山東ロータリークラブ▽市役所松朋会
[よさこい]
市民参加連「踊MA笑」2019▽くだまつ松笑連▽降松星組▽周防紅華連▽米川キッズ▽Snow Drop(下松)我ッ彩▽周南誠友会▽眞空羽―maku―(周南)