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経済 : 下松市のニュース
「メビウスの輪」を皿に 山下工業所 市制80周年で下松市に寄贈 三次元曲面の高度な成形技術で
経済下松市下松市東海岸通りの山下工業所(山下竜登社長)は21日、三次元的な曲面成形オブジェ「メビウスの皿」を市に贈った。ほしらんどくだまつ1階の市立図書館(長弘純子館長)にガラスケースの常設コーナーを作って展示する。
同社は新幹線の先頭車両の三次元的な曲面を熟練工が振るハンマー一本でたたき出す「打ち出し板金」技術を持つ。
「メビウスの皿」の制作と寄贈は市制80周年記念と、同社の新工場建設の起工記念を兼ねたもので、同社第2工場の溶接グループの国宗功彦(あつひこ)リーダー(32)と砂岡勇人さん(25)が本業のかたわら約2カ月かけて制作した。
「メビウスの皿」は帯状の長方形の片方の端を180度ひねり、他方の端につなぎ合わせる「メビウスの輪」を、遠目からは皿に見えるようにしたもの。材料は厚さ3ミリのアルミニウム板で、打ち出し板金技術と溶接で作り上げた。
設計は世界的に著名なプロダクトデザイナーで、2016年のリオデジャネイロ五輪の公式卓球台をデザインした東京都小金井市の澄川伸一さん(57)。知人の山下社長(55)の要請に快諾した。
ほしらんどくだまつで開かれた贈呈式では山下社長、澄川さんがあいさつし、寄贈を受けた国井市長は「たくさんの市民の皆さんに見ていただき、市が誇るものづくりの街をアピールしたい」と謝辞を述べた。
続いてアトラクションがあり、これまでに同社が市に贈ったアルミ製のバイオリンを河本真樹子さんが、チェロを藤見清加さんが演奏して、同社が鉄道車両製造を受注している日立製作所のCMソング「日立の樹」など5曲を披露した。
