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経済 : 下松市のニュース
【下松市】アフターコロナで地域開放へ 日立、東洋鋼鈑が事業所イベント
経済下松市山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で13日に、東洋鋼鈑下松事業所で14日に、従業員と家族向けのイベントが開かれた。コロナ禍で開催が難しかった対外的なイベントを、今回は対象を絞って開催したもの。偶然とはいえ、同市の2大企業が1日違いで開いたことは、アフターコロナに向けた大手企業の地域開放の方向性を示す形になった。(山上達也、山根正)
[日立製作所]
初の事業所内開催に2,800人
従業員や地域向けに「オータムフェス」
下松市の日立製作所笠戸事業所(岩崎充雄事業所長)の「オータムフェス2023〜笠戸だヨ!全員集合」が13日に同事業所の駐車場で開かれ、従業員や家族、近隣住民など約2,800人が多彩なイベントを楽しんだ。
この行事は従業員の福利厚生と地域貢献の促進が狙い。これまでこの種の行事は青柳町の同社宮前グラウンドで開かれていたが、このたび初めて事業所内で開かれた。来場者には従業員の子どもたちの姿も多く見られた。
開会セレモニーでは網谷(あみや)憲晴執行役常務が「みんなで大いに楽しみましょう」とあいさつ。岩崎事業所長や㈱日立ハイテクの坂口正道理事・笠戸地区長、日立交通テクノロジー㈱の加藤和義取締役社長も壇上に並び、来場者に配ったクラッカーを一斉に鳴らしてもらって開会宣言に代えた。
会場内には飲み物や軽食のブースやキッチンカーが並び、縁日コーナーも盛況。ステージでは「お子様向けショー」や「芸人大爆笑ショー」が続いて、子どもたちや家族を喜ばせていた。
大抽選会では神戸牛の詰め合わせセットなど豪華賞品が当たって喜ぶ人も。閉会後は同社の呼びかけで来場者全員が会場の清掃活動をして締めくくった。
[東洋鋼鈑]
社員、家族限定で4年ぶり
職場案内や科学体験に500人
下松市西豊井の東洋鋼鈑下松事業所(荒瀬真事業所長)で、社員家族やOB、OGを招待した「TK WORKSファミリーデー」が14日に開かれ、約500人の来場者でにぎわった。
自社PRを目的に毎年実施してきた一般開放イベント「TK WORKSフェスティバル」に代わるもので、新型コロナウイルスの感染予防のため、対象を社員とその家族などに限定し4年ぶりに開催した。
家族連れの社員が自分の職場を案内する見学会には約290組、バスで回る工場見学には約210組が参加し、手動の缶締め機で缶を密封するオリジナル缶づくりなどの科学体験を約270人が楽しんだ。液体窒素を使って花びらなどを凍らせる体験コーナーも人気だった。
熊本結唯さん(11)、伶彩さん(8)を職場に案内した父親の友基さん(37)は「私の仕事に関心を持っている子どもに職場を見せることができて良かった」と話した。
荒瀬事業所長は「従業員とそのご家族に当社のことを理解してもらい、これからの事業運営をご支援いただけるものになったと思う。来年には市民の皆様をはじめ一般の方々にも参加いただける従来の『TK WORKSフェスティバル』が開催できればと考えている」と話していた。
