ニュース
経済 : 下松市のニュース
【下松】日立ハイテクで半導体企業が交流会 3月に完成の新製造棟を見学
経済下松市中国5県の半導体関連企業の団体「中国地域半導体関連産業振興協議会」の第1回交流会が12日、下松市の㈱日立ハイテク笠戸地区(武居秀則地区長)の新製造棟で開かれ、構内の見学や懇親会で企業間の交流を図った。
(山上達也)
中国5県や東北、北海道から39人参加
同協議会は広島市の経済産業省中国経済産業局に事務局がある。会員の交流促進と半導体産業企業の相互理解を目的に、このたび初めて交流会を開いた。会員企業31社から県内9人▽広島県14人▽岡山県4人▽島根県2人▽鳥取県1人▽京都府1人と、北海道や東北地方から8社8人が参加し、総勢39人の交流会となった。
日立ハイテク笠戸地区の新製造棟は今年3月に完成。同社は世界第4位のエッチング装置メーカーで、笠戸地区ではエッチング装置の研究開発や設計、製造を手がけている。従業員は約千人。
安井本部長「製品の出荷、順調に推移」
この日はまず、同社ナノテクノロジーソリューション事業統括本部プロセスシステム製品本部の安井尚輝本部長が「新製造棟は3月に完成して以来、順調に製品の出荷が進んでいる。ご見学いただき忌憚のないご意見をいただきたい」とあいさつし、同社笠戸地区の田内勤設計部長が会社の概要やエッチング装置について説明した。
報道機関への公開はここまでで、新製造棟の見学や日立製作所笠戸事業所の歴史記念館の見学、質疑応答、国民宿舎大城での交流会は非公開で進められた。
スマホ、蓄電池の機能向上に半導体の需要期待
岩国市長野の産業機械メーカー、アラインテック㈱の木村公彦営業統括部課長は「弊社は周南市に事業所、光市に出張所を開設しており、日立ハイテクさんと連携して一層の事業展開を図りたい」と意欲を見せた。
安井本部長は「多くの半導体関連企業の皆さんと、競争ではなく“共創”の関係を強化し、ヒントを得ていきたい」と話した。中国経済産業局の地域経済部製造産業課半導体関連産業室の中田幸佑統括係長は「スマートフォンや蓄電池の機能強化の需要が高まるにしたがって、半導体への期待も高まるのではないか」と今後の展開に期待を寄せていた。
