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新型コロナが業績を直撃 第2四半期決算・減収減益 営業利益5割超ダウン
経済その他東ソーは10月30日、2021年3月期の4月から9月の第2四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比17.1%減の3,284億6,600万円、本業のもうけを示す営業損益は56.3%減の176億4,300万円で、上半期では2期連続で減収減益となった。
新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な需要低迷とナフサや海外製品市況の急落で売上が低迷を直撃。販売量の減少や販売価格の下落が原燃料安の影響を上回ったことなども業績の足を引っ張った。
経常損益は前年同期比57.1%減の179億7400万円、最終的なもうけを示す純利益は56.3%減の117億1,300万円だった。
この日は同市の南陽事業所で会見があり、南陽事業所経理課の小林武明課長と谷野健一さんが業績について説明。小林課長は「4月から6月までは利益が出ず赤字だったが、7月から9月の売上で黒字を確保でき、今後もゆるやかに回復していくと予想している」と見通した。
8月の第1四半期決算発表時に公表を見合わせていた2021年3月期の業績予想の発表もあり、売上高は前年同期の7,860億8,300万円から1割以上減少し7,000億円。営業利益も2割以上減り、前年同期の816億5,800万円から600億円とした。
上半期での海外製品市況の急落などによる業績の悪化が響いた。
事業別の第2四半期の業績は次の通り。
石油化学=売上高が前年同期比33.7%減の554億1,100万円、営業損益が前年同期比58億700万円減の4億9,200万円の赤字、定修によるエチレン、プロピレンなどの生産量減、製品価格下落などで減収減益▽クロル.アルカリ=売上高が19.3%減の1,190億180万円、営業莉益は91.6%減の9億4800万円、苛性ソーダと塩化ビニル樹脂の販売価格下落、セメントの出荷減などで減収減益▽機能商品=売上高が8%減の867億3,600万円、営業利益が26.5%減の112億8,800万円、エチレンアミンの販売減などで減益▽エンジニアリング=売上高が3.2%減の478億9200万円、営業利益は37.8%減り44億7500万円、水処理事業の設備投資抑制と延期で減益▽その他=売上高が10.4%減り194億800千万円、営業利益が8.7%増の14億2,400万円、商社などで減収。
