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経済 : 周南市のニュース
子どもたちの郷土愛育成に「きつねの嫁入り」ガイドブック寄付
経済周南市毎年11月3日に下松市花岡一帯で開かれる奇祭「稲穂祭り・きつねの嫁入り」のガイドブック「きつねの嫁入りがあるまち・くだまつ」35冊が27日、発行元のまちづくりグループ、プロジェクトF(中村隆征代表、17人)から市教委に贈られた。市教委は市立図書館に5冊、小中学校10校の学校図書館に3冊ずつ置き、児童生徒の郷土愛の育成に使ってもらう。
同ガイドブックは昨年12月に出版した。贈呈式は市役所5階の教育長室で開かれ、中村代表のほか、メンバーの江口雄二さん、河村正浩さん、金織平浩さん、藤田徹さんが出席して玉川良雄教育長に手渡した。小田修教育部長、河村貴子教育次長も同席した。
今年の「稲穂祭り・きつねの嫁入り」は新型コロナウイルスの感染症対策のため中止だが、祭りの日である11月3日(火・祝)には本殿祭や幼稚園児のパレードなど最小限の行事を営む。玉川教育長は「市内外に定着しているこの祭りを、子どもたちにも広く知ってもらうために活用したい」と感謝した。